小池百合子都知事、別所哲也にエール!「東京からショートフィルム文化を発信したい」
米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭であるショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)の代表を務める別所哲也が5月23日、東京都の小池百合子知事を表敬訪問した。
同映画祭は、世界100以上の国と地域から集まった約9000本の作品の中から、選りすぐりの約250作品を一挙上映するアジア最大級の国際短編映画祭。今年は“cinemaTIC! cinemaTEC!”をテーマに、東京・横浜で開催される。別所が「世界の映像作家のみなさんに東京に集っていただく。国際会議のよう」と意気込むと、小池知事は「いいですね!」と笑顔を浮かべた。
この日は、東京の魅力を世界に発信する作品『Home Away From Home』の予告編が小池知事に紹介された。別所は「海外から東京にいらした方が、人間として大切にしなければいけないことを東京で見つけていく作品」とアピール。小池知事は「東京は、あらゆる国の食事が楽しめる街。私はダイバーシティと言っているのですが、包容力がある。海外の方もみなさん、ホームだと感じていただけるのでは」と作品のメッセージ性にも大いに共感していた。
映画祭の取り組みへの、別所の熱い想いを受け取った小池都知事は「ぜひ一緒に東京からショートフィルム文化を発信させていただきたい」とコメント。6月11日に明治神宮で行われるアワードセレモニーにも「ぜひ伺わせていただきたい、予定を確認します」と前のめりで、「ご成功をお祈りしております。頑張ってください」とエールを送っていた。
表敬訪問後には、囲み会見に出席した別所。小池知事にオススメしたいショートフィルムを聞かれると「全部観ていただけたら」と大きな笑顔を見せ、「僕はショートムービーをサプリメントムービーと呼んでいる。できれば小池知事にもホッとしていただきたい。ベッドタイムストーリーという形で寝る前に観てホッとできる作品もある」と提案していた。
ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)は、6月1日(木)から6月25日(日)まで開催。【取材・文/成田おり枝】