メーガン妃、ダイアナ妃の没後25年にぶつけたインタビューに世界のメディアも怒りと呆れ

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メーガン妃、ダイアナ妃の没後25年にぶつけたインタビューに世界のメディアも怒りと呆れ

ダイアナ妃が自動車事故で亡くなってから8月31日で25年となり、メディアが騒がしくなってきたが、さらに追い打ちをかけたのが2020年3月に王室を離脱したメーガン妃だ。自身が司会を務めるポッドキャスト番組「Archetypes」が突如23日に配信され、英王室に対する恨み節をぶつけたうえに、「The Cut」誌のインタビューでも追い打ちをかけている。

【写真を見る】「The Cut」の表紙を飾ったメーガン妃。そのインタビュー内容に世界中のメディアから厳しい声
【写真を見る】「The Cut」の表紙を飾ったメーガン妃。そのインタビュー内容に世界中のメディアから厳しい声写真はThe Cut(@thecut)公式Instagramのスクリーンショット

おもな内容は、ヘンリー王子との結婚で人種(黒人の血を引いている)を意識させられたこと、第1子アーチーの写真を英メディアに提供する際に彼らが差別用語(ニガー)を使用していたこと、さらには南アフリカの元大統領の故ネルソン・マンデラと自身を重ねるような発言をするなど、英国社会や英王室への不満が満載の内容になっている。

これについて、日ごろから私生活を犠牲にして奉仕の精神を打ち出してきたエリザベス女王を君主に持つ英国メディアや市民が憤慨するのは当然のことだが、各国のメディアからの批判が止まらない。アメリカ「NY POST」は、「よちよち歩きを始めた子どもとティアラ」という見出しで、赤ちゃん用のドレスにティアラを付けたメーガン妃が、腕を組み口をとがらせて拗ねている合成写真とともに、「過度に甘やかされたメーガン妃は、未だに英王室に対する愚痴をこぼしている」と報道しているが、中でも強烈なのは、ドイツメディアだ。

「NY POST」はメーガン妃を「よちよち歩きを始めた子どもとティアラ」として批判
「NY POST」はメーガン妃を「よちよち歩きを始めた子どもとティアラ」として批判写真はNEW YORK POST公式サイトのスクリーンショット

かねてからメーガン妃は、意図的にキャサリン妃の誕生日などにぶつけて新たな情報を提供し、メディアの報道を自分に向かせるように仕向けていると非難されてきたが、「Daily Mail」によれば、ドイツメディア「BILD」は「25年前にダイアナ妃が亡くなった大切な日に、ウィリアム王子と義妹メーガンの緊張状態のあおりを受けて、ヘンリー王子との兄弟関係が修復不可能なものになった。もっと正確に言えば、メーガンは、ダイアナ神話を自分のキャリアに利用する恥ずべき企てをしている。メーガンはダイアナ妃の表情、ジェスチャー、寛容なチャリティ精神などをコピーしている」として、意図的にメーガン妃が自身のPRのためにこの時期を選んだと厳しく非難。


別のドイツメディア「STUTTGARTER NACHRICHTEN」は、ダイアナ妃の命日の2日前にメーガン妃のインタビュー記事が発売されたことで、ダイアナ妃の影が薄れてしまうことを心配している英王室関係者もいると、間接的にダイアナ妃を弔うための大切な日であることを伝えている。スペイン版「MARIE CLAIRE」も、「自身の英王室時代をダイアナ妃と比べているメーガン・マークルは、初めて自身のポッドキャストとインタビューをリリースし、英王室離脱について細部にわたって言及した。偶然か意図的か、ダイアナ妃が亡くなって25年のタイミングでローンチされた」と書き立てており、意図的であることは誰もが感じている様子。

7月に行われたネルソン・マンデラ国際デーの祝賀イベントに出席した夫妻
7月に行われたネルソン・マンデラ国際デーの祝賀イベントに出席した夫妻[c]SPLASH/AFLO

また日ごろからメーガン妃に対して歯に衣着せぬ物言いのオーストラリアメディア「7 NEWS」は、「彼女の言ってることは卑劣で愚か」とメーガン妃の発言そのものを痛烈に非難している。

文/JUNKO

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