ティモシー・シャラメ、真っ赤な背中出しジャンプスーツでレッドカーペットに!
『君の名前で僕を呼んで』(17)で初めてアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、授賞式に出席した際には真っ白な蝶ネクタイにオールホワイトの装い。2019年のゴールデン・グローブ賞では、オールブラックの装いに黒いハーネスを上半身に引っ掛けて登場。今年のアカデミー賞は煌びやかな黒のシャツなしジャケットという装いと、斬新なファッションセンスで知られるティモシー・シャラメが、ヴェネチア国際映画祭の『Bones and All』のワールドプレミアで、他のキャストらとレッドカーペットを歩いた。
同キャスト、クロエ・セヴィニーの着ていたグッチの黒いスリットドレスから太ももがあらわになったことも話題のひとつだったが、ここで大注目を浴びたのはやはりシャラメの装いだ。
「uproxx」「Independent」などによれば、同作の主役は、誰かに大切にされるとその人を食べたくなってしまう人喰い(カンニバル)で、シャラメもカンニバルを演じていることから、役どころにあわせたハイダー・アッカーマンによる、血を彷彿させる真っ赤なバックレスのホルターネックのトップスに、スカーフ風のネックライン、スキニーパンツというジャンプスーツで、腕出し&背中出しの装いと紹介。
「Variety」などは、「ティモシー・シャラメのセクシーなバイセクシャルのカンニバルはヴェネチアを驚かせた。上映終了後に、8分半のスタンディング・オベーションを受けた」と伝えており、ファンからも、「ファッションはリスクを取らなきゃね」「男性だからってスーツを着なきゃいけないわけじゃない」「背中も美しい」「ティモシーは、特別にセクシーな実在する男性」「忘れられないファッション」といった絶賛の声も。一方で、「これはひどい」「90年代のライザ・ミネリかと思った」「カニの甲羅がはがれたみたい」といった声も寄せられている。
しかし、「Footwear News」などによれば、日中のプレスカンファレンスでは、シャラメはTシャツに花の刺繍のカーディガンと迷彩柄の短パン、ハーフ丈のアーミーブーツというカジュアルながらチャレンジングな装いだった。すね毛が見えてもなかなか好評だったようで、ファッションアイコンの名を不動のものにしたようだ。
文/JUNKO