木村文乃ら『七人の秘書 THE MOVIE』完成披露にブラックドレスでズラリ登壇「舞台挨拶のスケールアップもハンパない!」
“現代版・必殺仕事人”と称され人気を博したテレビドラマの劇場版『七人の秘書 THE MOVIE』(10月7日公開)の完成披露試写会が9月14日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、室井滋、江口洋介、玉木宏、吉瀬美智子、笑福亭鶴瓶、田村直己監督が登壇した。
本作は、「ドクターX」シリーズの中園ミホが脚本を務める痛快エンタテインメント映画。表では秘書として働き、裏では類い稀な潜入スキルと極秘情報ネットワークへのアクセス能力、時には秘めた高い身体能力を駆使して、人知れず暗躍する7人の姿を描きだす。格闘技イベントでお馴染みのリングコールと共に幕を開けた、この日のイベント。ドラマ版からの続投組はギャルピースを繰り出しながら、笑顔で登壇。劇場版からの参加となったメンバーはパネルをぶち破ってステージに現れるなど、にぎやかな登場で会場を盛り上げた。
カリスマ秘書、千代役の木村は「田村監督は初映画監督ということで。おめでとうございます」と田村監督を祝福。会場から拍手が上がるなか、「映画自体もスケールアップしているんですが、舞台挨拶のスケールアップもハンパないですね!」とド派手な演出に驚きの声をあげていた。劇場版のスペシャルゲストとして、ちょっぴり怪しい依頼人の緒方を演じた玉木も「映画の完成披露試写会ですが、格闘技の試合に出られたような気分で楽しかった」と笑顔を見せ、「ドラマも拝見していた。まさか映画に出演できるとは思っていなかった」と喜んでいた。
劇中では、千代が緒方に淡い心を抱くことになる。天真爛漫な秘書、七菜役の広瀬は「お姉ちゃんの見たくない瞬間を見てしまったよう」と千代を“姉”と表現しながら、完全無欠な千代の恋心を初めて目にした感想を吐露。「きょうだいの女性の部分は見たくない、みたいな瞬間が映像で流れていて、恥ずかしくなりました」と笑う。一方、武闘派秘書、不二子役の菜々緒は「私はもっと行けよ!と思っていました。物足りない派でした」と声を弾ませていた。
またドラマ版に引き続き、miletが主題歌を担当することも発表された。本作の主題歌となるのは、miletの新曲「Final Call」。木村は「miletさん、受け取ったよ!めちゃくちゃカッコいいですね!うれしい!」と曲を聴いた感想を興奮気味に明かし、「覚えて歌っちゃう」とコメント。最後には「やっと皆さんにお披露目できる。とてもスカッとする内容になっていますので、気持ちよく観て、気持ちよくお帰りください」と語りかけ、拍手を浴びていた。
取材・文/成田おり枝