全世界1500万部突破のベストセラー小説を映画化！『ザリガニの鳴くところ』日本公開決定

2019年、2020年の2年連続でアメリカで最も売れた本として知られ、日本でも2021年に本屋大賞翻訳小説部門第1位に輝き、累計販売部数が全世界で1500万部を突破した、ディーリア・オーエンズ著のミステリー小説「ザリガニの鳴くところ」。同作の映画化作品が11月18日(金)より日本公開されることが決定し、あわせて予告映像と場面写真が解禁された

原作は、ある殺人事件を巡る息詰まるミステリーと、両親に見捨てられながらも自然に抱かれ、たくしく生きる少女の物語で、全米中の女性の心を掴んだベストセラー。ノースカロライナ州の湿地帯で、将来有望で裕福な青年の変死体が発見され、‟ザリガニが鳴く”と言われる湿地で育った無垢な少女カイアに容疑がかけられる。カイアは6歳の時に両親に見捨てられ、学校にも通わず、湿地の自然から生きる術を学び生き抜いてきた。

そんな彼女の世界に、心優しきひとりの青年が迷い込み、カイアの運命が狂い出す。法廷で語られていく彼女が辿った想像を絶する半生。そして殺人の動機が浮かび上がるも、決定的証拠は一向に見つからず終い。やがて事件の真相に辿り着いたとき、不思議なタイトルに込められた真実を知ることに。

この原作に女優のリース・ウィザースプーンがほれ込み、自身の製作会社ハロー・サンシャインを通して映像化権を獲得し、自らプロデューサーを担当。2021年、英国のドラマ「ふつうの人々(ノーマル・ピープル)」でゴールデン・グローブ賞テレビ部門(ミニシリーズ・テレビ映画部門)で主演女優賞にノミネートされた新星、デイジー・エドガー・ジョーンズがカイア役で主演する。

さらに、世界的シンガーソングライターのテイラー・スウィフトが原作を愛するあまり、自ら懇願し本作へ楽曲を書き下ろしたことでも話題となっている。「この魅惑的な物語に合う、幻想的で優美な、心に長く残る曲を作りたいと思いました」とコメントしたスウィフトのオリジナル・ソング「キャロライナ」は、このたび解禁された予告でも一部を聴くことができる。世界中の読者の期待が高まる本作の日本公開を心待ちにしたい。

文/サンクレイオ翼