2023年は「Disney 100 Years of Wonder」!D23現地写真たっぷりで振り返る、ディズニー100周年情報
現在のウォルト・ディズニー・カンパニーの前身となる、ウォルト・ディズニーとロイ・O・ディズニーの兄弟によってディズニー・ブラザース・カートゥーン・スタジオが設立されたのは、1923年10月16日。それから1世紀もの間、ディズニーはエンタテインメントを通して様々な物語を世に送り出してきた。先頃カリフォルニア州アナハイムで行われたD23で、100周年となる2023年を、「Disney 100 Years of Wonder/これからの物語も、一緒に。 」をテーマに、年間を通して様々なセレブレーションを実施することが発表された。
ウォルト・ディズニー・カンパニーのボブ・チャペックCEOはD23の壇上でこう述べている。「ディズニーの歴史に刻まれる100周年という記念すべき年、また年間を通してディズニーの 100 周年をお祝いする年に、会社を率いることを光栄に思います。私たちは、1世紀にわたる画期的なディズニーのストーリーテリング、体験に敬意を表し、数多くの家族やファンにお届けしたインスピレーション、夢や思い出を称えます。物語を語り、魔法を創り、あらゆる人々をつなぎ、次世紀まで続く魔法を創る新たな100年を始めるにあたり、これは歴史的で前例のない節目となります」。
その節目の年を祝うイベントが世界各地で行われるという。アナハイムで行われたD23 Expoにも、ディズニー・アニメーションの100年を振り返るパビリオンや、ディズニーの歴史的モニュメントと共に写真撮影ができる参加型展覧会などが行われ、イベントに集まったディズニーファンに一足早くお披露目されていた。また、世界各地のディズニーランドを紹介するパビリオンもあり、夢と魔法の国を作るというウォルト・ディズニーの夢が、100年の時を超えて受け継がれていることがわかる。
2020年6月に日本でのサービスを開始したディズニープラスも、映像エンタテインメントのプラットフォームから一歩進んだサービスを目指す。チャイペック氏は、「ディズニープラスの未来を動画配信プラットフォームに留まらず、ディズニーならではの方法でリアルとデジタルな世界を融合させた次世代のストーリーテリングのプラットフォームへと変革していきます。体験をパーソナライズできる未来、スポーツ観戦がより参加型体験になる未来、テーマパークが今日の物理的、技術的境界を突破して期待を超える体験を創り出す未来を想像しています」と宣言し、更なる進化を約束する。
そもそも、ディズニーのファン向けコンベンションである「D23 Expo」のD23とは、ディズニー創立の1923年からとった数字。このイベントでも、ディズニーアニメーションや実写映画、ドラマシリーズ、そしてマーベル・スタジオやルーカスフィルムの「スター・ウォーズ」や「インディ・ジョーンズ」まで、世界中を興奮させる新作情報が届けられた。2023年の1年間、「Disney 100 Years of Wonder/これからの物語も、一緒に。」をテーマに、巡回展や「Disney 100」をテーマにしたパーク体験、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの新しい長編映画など、新しい 100 周年コンテンツ、体験、イベントなどが繰り広げられる。
最新情報は、日本版ティザーサイトに更新される予定。記念すべき100周年を、ともにお祝いしよう。
取材・文/平井伊都子