ヘンリー王子夫妻、英王室の批判満載ドキュメンタリーの修正を求めて大パニック!?
エリザベス女王が96年の生涯を終えたことで、ヘンリー王子夫妻が2022年12月にNetflixで配信予定とみられるドキュメンタリーシリーズの修正を求めている。しかし、夫妻は大幅な訂正を要求しているが折り合いがつかず、パニックになっているようだ。
ヘンリー王子夫妻が、2020年にNetflixと1億ドル(約145億円)の契約を交わして制作されたドキュメンタリーシリーズは12月から配信予定とされていたが、「ヘンリー王子夫妻は、女王の死を受け、ドキュメンタリーの配信とヘンリー王子の回顧録(暴露本)の出版を来年に延期するよう要請している」と、「Fox News」などが伝えていた。
しかし、エリザベス女王の死だけでなく、デンマーク王室が王室スリム化の一環で、すでに与えられていた女王の孫たちの称号を取り消すといったニュースも伝えられている。ヘンリー王子夫妻は、自身の子どもであるアーチーとリリベットに称号が与えられない可能性などを危惧し、ドキュメンタリーシリーズの大幅修正を求めているという。
「ヘンリー王子夫妻は大幅な修正および削除を求めています。1年前に自らの口で語っていた内容にもかかわらず、チャールズ3世国王夫妻やウィリアム皇太子夫妻への発言などについて、トーンダウンした形にしようと半ばパニック状態です。しかし、それをやってしまったら、このドキュメンタリーシリーズは成り立たなくなってしまいます。Netflix側や監督も同じ意見であり、配信を進める意向を明らかにしています」と、関係者が「Page Six」などに語っている。
また「The Sun on Sunday」などは、ヘンリー王子がすでに執筆を終えている回顧録についても、内容の修正を求めていると伝えている。出版社からギャラの半分に当たる1750万ポンド(約28億8000万円)を受け取っているうえに、本は完成しているとみられ、それが処分された形跡もないという。
内容をマイルドに修正したり、出版を延期することは売り上げに大きく影響するため、法的手段に出る以外に予定が変わることもなければ、修正をしたり出版を遅らせたところで初版の情報がリークする可能性も高い。こちらも延期や修正の兆しはないようだと「Express」などが伝えている。
文/JUNKO