『かがみの孤城』優里が映画主題歌に初挑戦!矢島晶子、美山加恋、池端杏慈、吉村文香ら声優陣も出演
辻村深月のベストセラー小説を劇場アニメ化した『かがみの孤城』(12月23日公開)の主題歌が、優里の書き下ろし楽曲「メリーゴーランド」に決定。さらに主題歌入り最新予告映像や、新ビジュアル、追加の声優キャストも一挙解禁された。
原作は、2018年に本屋大賞を史上最多得票で受賞、ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR2021など9冠に輝き累計発行部数160万部を超えるベストセラー小説。学校での居場所をなくし、家に閉じこもる中学生を主人公にしたファンタジーミステリーだ。
主題歌「メリーゴーランド」は、優里にとって初の映画主題歌となる。優里は、新曲について「この曲がみなさんの"一人じゃない"未来に寄り添っていけたら嬉しいです」とコメント。さらに、映画の世界観を捉えた主題歌が涙を誘う最新予告映像も解禁。映像冒頭で主人公のこころが、オオカミのお面を被った謎の少女、オオカミさまに呼び起こされると、大きなお城が目の前にそびえ立つ。そんな突如迷い込んだ鏡の中の世界で繰り広げられるファンタジックな物語に胸が高鳴る仕上がりに。
集められたのは、見ず知らずの中学生たち7人。お城の中に隠された願いの部屋を見つければ、どんな願いも叶うと言われた7人は、胸に秘めた“願い”を叶えるため、鍵を探し始める。そして、オオカミさまの「鍵を見つけ出し、願いを叶えた時点で、お前たちはここでの記憶を一切失う」という告白をきっかけに物語は大きく動き出す。優しく寄り添うようなメロディとともに「あなたの幸せのなか、私がいなかったこと それを受け入れてしまえたこと」など、学校で居場所のなかったこころの気持ちを代弁するかのような切ない歌詞が紡がれる。やがて彼らが集められた理由が明らかになるにつれて、徐々に心を通わせていき、お互いを支え合うようになる。ラストはエモーショナルなサビとともに、こころの「私たちは会えるよ、助け合える、だから生きなきゃだめ」といった力強い言葉で、全員が手を取り合い繋がっていくという感涙必至の物語を予感させる映像となった。
そして、解禁された新ビジュアルは、こころが、一緒にお城へ呼ばれた中学生6人とともに、かがみの中の世界へ入ろうとする姿が描かれる。「君を、ひとりにはしない」というキャッチコピーも相まって、独りぼっちだったこころが、そこで出会う仲間たちと心を通わせ、願いを叶える旅に出ていくような、ファンタジックで温かみのあるビジュアルとなった。
また、キャラクターに命を吹き込む新たな追加キャストは、矢島晶子、美山加恋、池端杏慈、吉村文香の4名。矢島は「クレヨンしんちゃん」の初代、野原しんのすけ役や、「新機動戦記ガンダムW」のリリーナ・ピースクラフト役などの声優で、原監督作品では『映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』(01)や『バースデー・ワンダーランド』(19)以来の出演となる。美山は「僕と彼女と彼女の生きる道」(04)や実写版「ちびまる子ちゃん」(05)で注目を集め、アニメ映画『ももへの手紙』(12)では、主人公の声も担当し、女優だけでなく声優としても活躍。池端杏慈はニコラ専属モデルとして活躍し、今作で声優初挑戦。吉村文香は『GHOSTBOOK おばけずかん』(22)で女優デビューを果たし、今作で声優初挑戦となる。
優里の主題歌はもちろん、日本を代表する声優や注目若手俳優らの共演にもぜひご注目いただきたい。