貞子vs“新宿東口の猫”!?『貞子DX』貞子があらゆるところに“拡散”、本人は「怨霊の意地を見せることができてよかったです(照)」

いよいよ公開を明日に控えた人気ホラーシリーズ最新作『貞子DX』(10月28日公開)。このたび、新宿3Dビジョンで貞子が猫と対決することが明らかになったほか、メタバース空間のジャックや貞子を呼び出せる(？)タクシー、貞子風呂からゴジラとの競演など、リアル、バーチャルの垣根を越えたコラボが実現。貞子本人からのコメントも到着した。

「見た者が必ず一定期間ののち死に至る」という“呪いのビデオ”の恐怖を描き、呪いがビデオを介して拡散されるという衝撃的な設定が世界中を震撼させた最恐ホラーの最新作である『貞子DX』。そんな本作の公開に先駆け、日本全国のあらゆるところで貞子が“拡散”されることに。本作の公開を待ちわびる人々をお出迎えするかのように、いそいそと日本中に出没しているという。

まず、JR新宿駅東口駅前広場正面にあるクロス新宿ビジョンでは、「貞子」と、かの有名な三毛猫「新宿東口の猫」が“世紀の対決”。画面から這いでようとする貞子を猫が邪魔をするという、「恐ろしさvs可愛さ」という究極のキャラクターバトルが展開する。その戦いの行方を見届けようと、プロモーションに大忙しの貞子本人も新宿に降臨。貞子は「新宿の新たなランドマークである『新宿東口の猫』さんとの競演ということで、コラボをさせていただくことができてとても光栄です」と感無量の様子でコメント。完成した映像について「全人類、猫の可愛さには抗えないと言いますが…、私も可愛い三毛猫ちゃんに邪魔をされて一瞬心がほだされそうになりましたが、でも最後にはしっかりTV画面から飛びだすことが出来ました。怨霊の意地を見せることができてよかったです(照)」と明かしている。

そのほかにも渋谷区が公認する配信プラットフォーム「バーチャル渋谷」のメタバース空間も大量の貞子がジャック。バーチャル渋谷MODI前エリアに足を踏み入れたものは問答無用でアバターが貞子化してしまうという衝撃のギミックがユーザーを待ち受けている。さらには街中にはアプリ「S.RIDE」で貞子を呼び出だ新感覚タクシーが登場。貞子からのメッセージ放映や、タクシーサイネージから這いでるARが搭載され、乗車から移動中まで観客を貞子の世界観に包みながら恐怖におもてなしする。

そして、箱根小涌園ユネッサンでは、史上最恐のコラボ風呂「貞子DXの湯」がオープン。いまにも貞子が飛びだしそうな暗黒の湯船に肝試しの気分で浸かることが出来る。さらに新宿歌舞伎町ではTOHOシネマズ新宿壁面を突き破り貞子が登場し、ゴジラと奇跡の競演。日本の映画を語る上で欠かせない世界的有名な2つのトップアイコンが一堂に会し、最新作の公開をアピールしている。

まさに「きっと来る―。」な企画が盛りだくさんの本作。これまでの作品から大進化をはたした『貞子DX』は怖さあり、おもしろさもありで貞子好きはもちろん、初心者にもおすすめの一作に。シリーズ史上最恐の新たな貞子体験を、ぜひとも劇場の大スクリーンで体験してほしい。

文/サンクレイオ翼