ドウェイン・ジョンソンからの直電をいたずらと勘違い!?『ブラックアダム』“やらかし”エピソードを独占入手
ドウェイン・ジョンソンがDCユニバースに参戦を果たし、北米興収ランキングで2週連続ナンバーワンに輝いた『ブラックアダム』(12月2日公開)。このたび本作で最強スーパーヒーロー軍団ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ(JSA)の“空飛ぶリーダー”ホークマン役を演じたオルディス・ホッジの仰天“やらかし”エピソードを独占入手した。
ジョンソンが主演と製作総指揮を兼任し、ジャンル映画で気を吐くビジュアル派の鬼才ジャウム・コレット=サラ監督がメガホンをとった本作。5000年の眠りから覚めたアンチヒーローのブラックアダム。邪魔者全員をワンパンで制圧し、戦闘機でもお構いなしにぶっ壊す規格外のパワーを振りかざすなどルール無用でやりたい放題の大暴れをする彼の前に、彼を危険視した最強ヒーローチームJSAが立ちはだかり、一大バトルの火蓋が切って落とされる。
9歳の頃からブロードウェーの舞台に立ち、『ダイ・ハード3』(95)や『ストレイト・アウタ・コプトン』(15)など数々の話題作に出演してきたホッジ。彼が本作の最終オーディションを受けてから2週間。一向に連絡がもらえず「絶対に落ちた」と思っていた彼のもとに、見知らぬ番号から電話が掛かってきたという。なんと役が決まったことをジョンソン自らが電話で伝えてきたのだ。しかしホッジはそれをいたずら電話だと勘違い。ジョンソンからだと信じられずに暴言を吐いてしまったそうだ。
「まさかドウェインから電話が来るなんて思っていなかったから『いたずら電話はやめてくれ。うせろ』と言ってしまったんです(笑)」と振り返るホッジ。実は当時、スマートフォンが誰かにハッキングされていたずら電話が絶えなかったのだとか。「簡単には信じられなかった。でもドウェイン本人だと分かってからも僕は落ちたと言われるとばかり考えていました。でも彼は優しく『ウェルカム・トゥ・ブラックアダム』と言ってくれた。うれしすぎて絶句したのは初めてのことでした」と、暴言を気にしないジョンソンの神対応ぶりを明かす。
そして「僕は子どものころからスーパーヒーローに憧れていて、いつか演じたいと強く思っていました。ホークマン役に決まった時、僕のなかですべてが報われた気持ちになったんです。これまでの辛い経験は、このホークマン役への道に繋がっていたんだと心から思います」と感慨深げに本作への強い想いを語る。
そんなホッジについてジョンソンも「オルディスはホークマンを演じるために生まれてきたように思えました。最高の俳優です」と太鼓判。是非ともホッジのヒーローとしての見事な活躍ぶりを、劇場の大スクリーンで目撃してほしい!
文/久保田 和馬