海外も注目！中田秀夫監督原点回帰のJホラー『禁じられた遊び』戦慄のビジュアルが解禁

日本時間11月1日から開催中の世界80か国以上の映画配給会社が一堂に会する世界有数の映画見本市「American Film Market 2022」(通称：AFM)にて、中田秀夫監督最新作のホラー映画『禁じられた遊び』(2023年公開)の超ティザービジュアルが解禁となった。

原作は、第4回「本のサナギ賞」で大賞を受賞した清水カルマのデビュー小説「禁じられた遊び」。新人離れした恐怖の表現で大賞を受賞した本作は、累計発行部数4万部を超える人気ホラー小説となった。

同小説を映画化するのは、『リング』(98)、『スマホを落としただけなのに』(18)、『事故物件　怖い間取り』(20)などで、ホラー、サスペンスなど、あらゆる怖さを追求し、世に送りだしてきた中田監督。『スマホを落としただけなのに』で企画プロデュースを務めた平野隆との2年ぶりのタッグ作となる。新人作家による純度の高いホラー小説の映像化に挑んだ平野にとっては、初のホラー映画プロデュース作品となった。

今回解禁されたのは、作品の世界観を伝える超ティザービジュアル2種。顔の見えない子どもの下に生える不気味な根っこが作品タイトルになっているアーティスティックなビジュアルと、その子どもが一軒家の庭に指を埋めているドキっとする刺激的なビジュアルは、それぞれに不気味な世界観を表現している。子どもは一体なにをしているのか、ストーリーも明かされていないなかで、じわじわとなにかが迫ってくるような、ジャパニーズホラー特有の雰囲気が感じられるビジュアルとなった。また、解禁に合わせて本作の公式サイトもオープンし、同ビジュアルが公開されている。

このビジュアルを見た海外の映画関係者からは「まさしく『これぞホラー』というアートワークだ！」、「ホラー版『イカゲーム』を彷彿させるアートワークで、非常に興味をそそられる。面白そうだ」、「どちらのビジュアルも邪悪なモノが地中でうごめいているような、非常に不気味な印象を与えていて、とても良い」という声が聞かれ、早くも本作への期待が高まっている。

『The Forbidden Play』という英語タイトルも決定しており、世界的に熱い視線が注がれるジャパニーズホラー作品になりそうだ。注目のホラー作家による小説を、中田監督がどのようなホラー映画に仕上げるのか。出演者等の情報は今後明らかにされていくそうなので、本作の続報を待ちたい。