吉沢亮、『トモダチゲーム』の撮影は体力勝負!公開初日に「ドキドキです」と笑顔
人気コミックを映画化した『トモダチゲーム 劇場版』の初日舞台挨拶が6月3日にシネ・リーブル池袋で開催され、吉沢亮、内田理央、山田裕貴、大倉士門、根本凪、上野優華、天月、久保田悠来、永江二朗監督が登壇した。
本作は、山口ミコト&佐藤友生原作の人気コミックを、テレビドラマと劇場版二部作で映像化したシリーズの劇場版第1弾。200万円の修学旅行費が盗まれたことから高額の借金返済ゲームに巻き込まれた友達同士の高校生5人が、激しい疑心暗鬼の心理戦を繰り広げる。
吉沢は「ドキドキです」と初日を迎えて緊張の面持ち。ネタバレ厳禁の展開となることから、映画の見どころを語る場面では「難しいですね」と苦笑いを見せた。
それでも「あんなシーンやこんなシーン、とんでもないことになっている。全部のシーンに迫力がある。見応えのあるシーンばかり」と完成作に胸を張り、「意識がいかないようなところにもヒントが隠れている。いろいろなところに目を張って、表情、仕草も見ていただけたら、より一層楽しめる」と力強くアピールしていた。
山田は「寄せていこうというところと、映画ならではのオリジナルな部分をすり合わせたキャラクター作りをした」と漫画原作ならではの役作りを述懐。「みんな、キャラクターの再現率がすごい」と自信をのぞかせる。
寒さのなかでの撮影だったそうで、「撮影で最も辛かったことは?」と聞かれた吉沢は「寒さです」と即答。内田も「寒さです」、山田も「寒さです」と全員が続くなど、息ぴったりの様子を見せて会場も大爆笑。吉沢は「早朝から日が暮れるまでずっと屋上にいたので、体温も奪われる。体力勝負でした」と打ち明けていた。
しかしながら「そうは言っても、すごく楽しかった」と仲の良いメンバーとの撮影を楽しんだ様子の吉沢。「クリスマスの日に、スタッフさんが豪華な食事を用意してくれた。現場がプチクリスマス会みたいで。シチューやチキンを食べて楽しかった」とにっこり。山田は「寒かったけれど、それを吹き飛ばすような楽しさがあった。外は寒かったけれど、僕のハートは燃えていました」とドヤ顔で語り、会場を笑いに包んでいた。【取材・文/成田おり枝】