『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』LAプレミアが開催!キャスト陣がゴージャスな衣装で登場
「007」シリーズの“6代目ジェームズ・ボンド”役で知られるダニエル・クレイグを筆頭に豪華キャストが集結し、第92回アカデミー賞脚本賞にノミネートされた『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(19)。その待望の続編となるNetflix映画『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』(12月23日より独占配信)のロサンゼルス・プレミアが、現地時間11月15日に開催された。
本作の舞台は優雅で美しい地中海の孤島リゾート。IT業界の大富豪マイルズ・ブロンが友人たちを招待し、殺人事件を模した“平和な謎解きゲーム”を開催。ところが、ある計画を携える者によって“本物の殺人ゲーム”へと変貌していく。主人公の名探偵ブノワ・ブラン役を前作に引き続きクレイグが演じるほか、エドワード・ノートンやジャネール・モネイ、レスリー・オドム・Jr、ケイト・ハドソン、デイヴ・バウティスタら前作にも負けない豪華キャストが顔をそろえた。
配信開始を世界中が待ち侘びるなかで行われた今回のロサンゼルス・プレミアだが、残念ながら主演のクレイグが体調不良のため欠席に。それでも会場に集まった大勢のファンは、劇中のセレブたちのバカンスを想起させるきらびやかな衣装に身を包んだキャスト陣の登場に大熱狂。大きな歓声で彼らを出迎えた。
事件のきっかけとなる“謎解きゲーム”を主催するマイルズ役を演じたノートンは、妻のショーナ・ロバートソンと仲睦まじく登場。「劇中では僕たちがいま生きている時代を象徴するものや、この時代の欠点を象徴するような登場人物たちに、なにか刺さるものを感じてもらえると思います。この映画は、いまこの瞬間を生きている現代の観客のための作品だ」と本作の魅力を語る。
また、謎多き女性アンディ・ブランド役を演じるモネイは「とにかく明るくあたたかい現場でした。私たちはこの作品を通して一つの家族になりました」と撮影現場の和気あいあいとした様子を振り返る。そして前作に引き続きメガホンをとったライアン・ジョンソン監督は「良い俳優たちに恵まれました」と大満足の様子で語り、「彼らこそ真の俳優だ。演じている台詞だけでなく、彼らの魂が撮影現場を満たしてくれました」と賛辞を送った。
人間の欲としたたかな企みが“オニオン”のように真実を何層にも包み隠し、名探偵ブノワを翻弄していく今回の事件。頭脳明晰なブノワはクセ者ぞろいの容疑者たちの複雑な人間関係の謎を解き明かし、凶悪な殺人ゲームの犯人を見つけ出すことができるのか…。配信開始を楽しみに待ちたい!