『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』LAプレミアが開催!キャスト陣がゴージャスな衣装で登場
<コメント>
●エドワード・ノートン(マイルズ・ブロン役)
「みんなとの撮影は、高校の演劇部にいるような気分でした。みんなとても仕事熱心で、とにかくまったく気取らないから自分を解放できて観客や自分自身を楽しませることだけに集中できました。そんな撮影ができることは、本当にすばらしいことです。ライアンはアガサ・クリスティーのように因習やカラクリや伝統といったものにおもしろさを見出した一方で、それをジョークで編み上げている。
劇中では僕たちがいま生きている時代を象徴するものや、この時代の欠点を象徴するような登場人物たちに、なにか刺さるものを感じてもらえると思います。この映画は、いまこの瞬間を生きている現代の観客のための作品だ。古いパターンを古い衣装で復活させるのではなく、ミステリーへの愛を再燃させたのです」
●ジャネール・モネイ(アンディ・ブランド役)
「すべてが最高の時間で、私が真剣な場面でもキャスリンが笑わせてきたり、とにかく明るくあたたかい現場でした。私たちはこの作品を通してひとつの家族になりました」
●キャスリン・ハーン(クレア・デベラ役)
「監督や共演者たちと仕事ができたことは本当にすばらしく、私にとって転換期になったともいえます。初めて作品を観て、ダニエル・クレイグがこんなにおもしろい人だとは思いませんでした。演技だけでなく、人を楽しませることもできて才能に溢れている人です」
●ライアン・ジョンソン(監督・脚本)
「良い俳優たちに恵まれました。それぞれが一シーンを終えるたびに、お互いに拍手をするのです。みんながお互いを支えるようにね。私たちの映画がうまくいくようベストを尽くしてくれたのを感じました。彼らこそ真の俳優だ。演じている台詞だけでなく、彼らの魂が撮影現場を満たしてくれました」
文/久保田 和馬