商業映画デビューを勝ち取れ!「第2回日本ホラー映画大賞」応募締切まで1週間。東京コミコンにて重大発表も

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商業映画デビューを勝ち取れ!「第2回日本ホラー映画大賞」応募締切まで1週間。東京コミコンにて重大発表も

日本初のホラー専門フィルムコンペティションとして昨年スタートした「日本ホラー映画大賞」。プロ・アマチュアを問わず誰でも応募ができ、大賞受賞者には商業デビューが確約されているとあって、10月3日に第2回の作品募集が始まるや野心的な作品が次々と集まってきている。今回の作品募集期間は11月30日(水)23時59分まで。残すところあと1週間だ。

「第2回日本ホラー映画大賞」作品募集は11月30日(水)23時59分まで!
「第2回日本ホラー映画大賞」作品募集は11月30日(水)23時59分まで!冨安由真『Sisters』[c] Yuma Tomiyasu, photo by Ken Kato

「リング」シリーズをはじめ、これまで数多くのホラー映画を世に送り出してきたKADOKAWAが主催する「日本ホラー映画大賞」。未発表・完全オリジナルの新作ホラー作品であれば、実写作品(3分〜90分程度)やアニメーション作品(10秒〜30秒程度)といった形式はもちろん、心霊、スラッシャー、サイコパスなどのホラージャンルはなんでもOK。もちろん応募者の年齢や性別、国籍などにも一切制限はない。

選考委員長を務めるのは第1回に引き続き、「呪怨」シリーズや「恐怖の村」シリーズを手掛け、最新作『忌怪島/きかいじま』(2023年公開)が控える清水崇監督。選考委員には女優の堀未央奈、映像クリエイターのFROGMAN、Base Ball Bearの小出祐介、映画ジャーナリストの宇野維正、そしてコメディアンのゆりやんレトリィバァと、各界からホラーを愛する著名人が集結。彼らが応募作品をくまなく鑑賞し、熱い議論を交わしながら受賞作を選考していく。

『みなに幸あれ』で第1回日本ホラー映画大賞に輝いた下津優太監督
『みなに幸あれ』で第1回日本ホラー映画大賞に輝いた下津優太監督

昨年の第1回で大賞に輝いた『みなに幸あれ』の下津優太監督は、清水崇監督のプロデュースのもとで同作の長編セルフリメイク版を鋭意制作中。先日無事にクランクアップを迎えたとのことで、このたび本邦初公開の場面写真が到着した。

下津監督からは「大賞を受賞すると、本当に商業映画を撮れます。嘘ではありません(笑)!実際に先週、撮影を無事に終えて、現在は編集作業に入っています」と安堵に満ちたコメントが。

これまでCMやミュージックビデオの制作を行ってきた下津監督にとって、自ら掴んだ初めての商業映画への切符。自分と同じように夢を追う人たちに向けては、「商業映画を撮れる機会は本当に少ないです。自分の企画と感性を信じて、ぜひ応募してみてください。その一歩が大きな一歩に繋がることを信じて。まだ間に合う!」とエールを送った。

11月26日に行われる「東京コミコン×DVD&動画配信データ 東京“怖”コン」で重要な情報が解禁!
11月26日に行われる「東京コミコン×DVD&動画配信データ 東京“怖”コン」で重要な情報が解禁!

11月26日(土)には、日本最大級のポップカルチャーの祭典「東京コミックコンベンション(東京コミコン)」内で行われるステージイベント「東京コミコン×DVD&動画配信でーた 東京“怖”コン」に清水監督が特別ゲストとして登壇することが決定。

会場でしか聞くことができない貴重なトークに加え、長編リメイク版『みなに幸あれ』に関する、ある大きな情報が解禁されるとのことなので、ホラーファンならば見逃せない。気になる方は是非ともコミコン会場に足を運んでみてはいかがだろうか。

【写真を見る】清水崇、堀未央奈らが選考委員を続投!新たにゆりやんレトリィバァも参戦し、多様な視点から新たなホラー作家を発掘
【写真を見る】清水崇、堀未央奈らが選考委員を続投!新たにゆりやんレトリィバァも参戦し、多様な視点から新たなホラー作家を発掘

まだ応募を迷っている人も、締め切りギリギリまで試行錯誤を繰り返している人も、1週間あればまだ間に合わせることもできるかもしれない。

ぜひ、日本のホラー映画界に大きな風穴を開ける新時代の“恐怖”を形にし、「第2回日本ホラー映画大賞」の栄冠に挑んでほしい!

文/久保田 和馬

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