「REVENGER」PV第3弾が解禁!虚淵玄がストーリー原案&シリーズ構成、坂本真綾がEDアーティストに決定
<コメント>
●藤森雅也(監督)
「なにしろシナリオが濃密でおもしろく、コンテを切るのが楽しくてたまりません。自身の映像体験の原点——いまと比べると規制のよほど緩かった昭和の時代劇や刑事物、あるいはTV放送されていたニューシネマやマカロニウエスタン等に漲っていた、なにが起こるかわからない油断のならなさを現在的にアップデートしてフィルムに定着させることが、今回の目標でした。
作画や仕上げ、背景、撮影もしっかり作品を支えてくれ(時代劇で大変なのに本当に頭が下がります)、クールで抑制の効いた音響演出でより大人っぽくなったフィルムは中々の見応えだと思っています。利便事シークエンスの容赦ないテンポ感の気持ち良さ、根底にある無常感、そして利便事屋たちがふと見せる優しさをぜひ堪能して下さい」
●虚淵玄(ストーリー原案、シリーズ構成)
「今回の『REVENGER』は策略や小細工を一切抜きに、久々にド真ん中狙いの剛速球ストレートを投げられたすばらしい現場でした。世情も市場の動向もお構いなしに、コレがおもしろいはず!と信じた一念だけで投じたボールであります。おかげでタイトルもなんの捻りもなし。でもそういう作品こそ、本当におもしろいものを待ち望んでいる方々にはきっと突き刺さるものだと思っています。視聴者の皆様のミットにバシッと音を立てて届くことを願っています!」
●坂本真綾(EDアーティスト)
「この物語に登場する人々は皆、不器用ながらも懸命に生きています。でも業を背負って生きるということは、ずっと過去にとらわれているということでもあるのかもしれません。彼らの心を包み込み、浄化するような曲にしたいというイメージで、私の最も尊敬する作詞家である岩里祐穂さんに歌詞を書いていただきました。止まったままの時間を動かす、優しくも力強い楽曲になったと思います。この曲に合わせて、とても穏やかで優しい印象のエンディング映像を作っていただけたことをとてもうれしく思っています」
文/久保田 和馬