“岡山の奇跡”桜井日奈子、声優初挑戦の心強い相談相手は?
マイケル・ベイ監督による人気SFアクションシリーズの新3部作の第1弾となる『トランスフォーマー/最後の騎士王』(8月4日公開)。同作で新登場するヒロイン、イザベラの日本語吹替に挑戦した桜井日奈子のアフレコイベントが6月7日に都内で行われた。
『トランスフォーマー』シリーズの大ファンだと言う桜井日奈子は今回が声優初挑戦。オーディションに参加し、マイケル・ベイ監督から直々にオファーが。「身に余る光栄で身震いしましたね!あと、イザベラに関する映像を(日本の演出監督である三好慶一郎から)いただいて、『よく観察してください』と言われました」
「声の仕事が初めてなので、何から準備したらいいのか」と戸惑った桜井がアドバイスを求めたのはお兄さんだったそうで、「『ちょっとオーバーに演じてみたら?』って、あまりにも適格なアドバイスだったのでビックリでした」と兄妹の仲のよさもうかがわせた。
彼女が吹替を担当したイザベラについては「オートボットと一緒に暮らす大人っぽい14歳です。大切な人を守るために敵に立ち向かっていく勇敢な女の子で、まっすぐな目にひかれました」と演じるイザベラ・モナーにも興味津々。「イベントで来日する機会があったら、故郷の岡山の後楽園や倉敷の美観地区を案内したいですね」と早く本人に会ってみたいそう。
劇中に登場する金属生命体は車やバイクなどさまざまなものにトランスフォームする。もし身近なものがトランスフォームできるとしたら?という質問には「何か月か前にトランポリンがしたくなって、1人用の小さいのを買ったのですが、3日でやらなくなってしまって…。場所をとるけど、しまったら2度とやらなくなるだろうから自転車にトランスフォームしてほしいですね(笑)」とのかわいらしい答えに駆け付けたマスコミ陣からも笑いが。
女優デビューして1年、「いろんなものに興味を持つようになりましたね」と言う彼女への今後の目標は?という質問には「剣を使うドリフトというキャラクターがかっこよくて、私も殺陣が使えるような作品に出演してみたいです」とここでも『トランスフォーマー』愛を感じさせた。
「爆破シーンやアクション満載で、ストレス解消になるし、(マーク・ウォールバーグ演じる発明家)ケイドの男前なところに絶対ひかれるはずです!」と同世代の女の子にも見てほしいとアピール。劇中でイザベラがどんな活躍を見せてくれるのか、ぜひ彼女の声と共に楽しんでほしい。【取材・文/トライワークス】