ミキ昴生&亜生、『非常宣言』公開記念イベントで「パイロットになれました!」とご満悦

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ミキ昴生&亜生、『非常宣言』公開記念イベントで「パイロットになれました!」とご満悦

ソン・ガンホ、イ・ビョンホン競演の映画『非常宣言』(2023年1月6日公開)の公開記念イベントが22日、ヒューマン・トラストシネマ渋谷にて開催され、お笑いコンビ、ミキの昴生と亜生がパイロットの衣装で登壇した。

【写真を見る】ボケ倒す亜生にツッコミを入れる昴生
【写真を見る】ボケ倒す亜生にツッコミを入れる昴生

ネタバレなしで見どころをというリクエストに昴生は「韓国語です!」、亜生は「飛行機が出てきます」とボケ、イベント冒頭から会場は大爆笑。「ソン・ガンホ、イ・ビョンホンという2大スターの共演がバーンと(前面に)出ているけれど、内容が本当におもしろい!」と絶賛の昴生。「ハリウッド映画にも負けないくらいの映像と迫力」と太鼓判を押していた。

登場からすっかりパイロット気分?!
登場からすっかりパイロット気分?!

あまり韓国映画は観ないという亜生も本作は気に入った様子。「これはハマりました。ぜひ観てほしいです」と強くアピール。すると昴生が会場を見渡しながら「みなさんはこれから観るんよ。そのために来てはんねん」とツッコミを入れ、会場は大きな拍手と和やかなムードに包まれた。ネタバレなしでは「すごい」としか言えないと困った表情の亜生。すると韓国映画好きでガンホの主演作『グエムル-漢江の怪物-』(06)はDVDも持っていて何度も観ているという昴生が「自分に置き換えてみると倍楽しめます」とおすすめ。「もともと飛行機が怖かったけれど、もう乗らないと思います。どんなに遠いところも飛行機ではなく新幹線で行きます」とボケつつ、本作で感じる恐怖の度合いを伝えていた。

父親がフェリーの船長だったと告白
父親がフェリーの船長だったと告白

この日、二人が着ていたパイロットの衣装の感想を問われると、昴生は父親がフェリーの船長であったことを告白。すると亜生が「(制服の色は)白かったけれど、こんな感じやったな」としみじみ。昴生は「亜生はおかん似だけど、僕はおとんソックリ。おかんが(この姿を)見たら、うれしいと思うわ」とニコニコ。二人でムービーカメラのほうを向き「母ちゃん見てる?」と呼び掛け、「この映像、実家に送って!」とリクエストしていた。


フォトセッションの様子
フォトセッションの様子

イベントでは二人の恐怖症について語る場面も。釣りのイメージ向上に貢献した著名人に贈る「クール・アングラーズ・アワード2023」を受賞したばかりの亜生だが「実は魚恐怖症」と明かす。「釣られた魚も(捕まらないように)必死になるので、すごく怖いんです」と理由を明かすも、昴生が「そんなんあかん。(賞は)取り上げやろ。謎の賞やな」とコメントし会場の笑いを誘っていた。

そんな昴生は「嫁恐怖症です」とキッパリ。「夜中にちょっとスナック菓子(の袋)でも開けようもんなら、『なにしてんの?』って覗いてくる。ちょっとでも動いたらすぐ気づくから、リビングからまったく動けない」と嘆く昴生に亜生が「グエムルみたいやな」とニヤニヤ。グエムルに例えたことはカットするように強くお願いした昴生だったが「でも、奥さんは怖いくらいがちょうどいい」と夫婦円満をアピールし、満面の笑みを浮かべていた。

韓国映画が大好きだという昴生が渾身!?の演技を披露
韓国映画が大好きだという昴生が渾身!?の演技を披露

韓国映画界へアピールするため二人が用意されたセリフを読み演技を披露するコーナーでは、亜生が『火垂るの墓』(88)、『ジュマンジ』(95)、『ベイブ/都会へ行く』(98)、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)などから名シーンを再現し、なかなか用意されたセリフを読まないため、会場は大爆笑。十八番だという『ターミネーター2』(91)の名シーンをしつこく再現する亜生に昴生は「それ小1のときからずっとやってる。見飽きたわ」と兄弟ならではのエピソードも飛び出し、会場は映画のハラハラドキドキとは180度違うほんわかした空気に包まれた。最後の挨拶では二人揃ってしっかり「本当におもしろいので、ぜひ楽しんでください!」と観客に呼びかけ、笑顔でイベントを締めくくった。

取材・文/タナカシノブ

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