映画版『のだめ』で上野樹里、玉木宏らが劇中衣装で爆笑会見!

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映画版『のだめ』で上野樹里、玉木宏らが劇中衣装で爆笑会見!

コミック、ドラマ、アニメでも人気沸騰の「のだめカンタービレ」が2部作で映画化され、『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』(12月19日公開)の完成披露試写会が12月9日に国際フォーラムで開催。上野樹里、玉木宏ら主要キャストが劇中衣装で勢ぞろいし、ファンを大いに沸かせた。

登壇したのは、上野、玉木をはじめ、ウエンツ瑛士、ベッキー、山口紗弥加、山田優、なだぎ武(ザ・プラン9)、チャド・マレーン、福士誠治、吉瀬美智子、竹中直人、武内英樹監督の総勢12名。会場から黄色い歓声が上がる中、それぞれが本作をアピールした。

のだめこと野田恵役の上野は、のだめのキャラクターそのままに天然キャラで挨拶。長期にわたる海外ロケの大変さについて聞かれると、「最初は大変だったけど、最後は毎日ピザとかパスタだけでも大丈夫でした」とコメントし「食べ物のことだけ?」とツッコまれていた。その後も「石畳が大変で、ぺたんこのシューズを2ユーロで買って履き直したりしてました」と続けて会場は大爆笑。

千秋真一役の玉木は、劇中で指揮者としてより一層情熱的なタクトさばきを見せているが、こんなにたくさんの曲を指揮するのは今回が初めてだったと言う。「練習してる時は早くやめたくてしょうがなかったけど、ヨーロッパの舞台で指揮をさせてもらったらさすがに気持ちよくなってきて。有名なホールで指揮することができてうれしく思いました」と感想を語った。

特番ドラマに続いてフランス人のフランク役を演じたウエンツ瑛士と、ロシア人のターニャ役のベッキーも海外ロケで何往復もしたとか。ウエンツが「JALのマイルがかなりたまりました」と言うと、ベッキーも「日帰りでフランスに行った日もありました。ちょっと(小旅行で)東北に行くような感じでしたね(笑)」と激白。

ミルヒーことシュトレーゼマン役の竹中直人は、期待どおり独特のイントネーションでお笑いキャラを全開!「合コンシーン少ナカッタ! トテモ寂シカッタ」。しかも竹中は今回海外ロケがなかったようで「河口湖ヲパリニ見立テテヤリマシタ」とばらし、会場は大爆笑。

テレビシリーズに続いてメガホンをとった武内英樹監督は、「最後の千秋の指揮は、彼(玉木)が血のにじむような努力をして作り上げたので、感動したらシーンの途中でも拍手をしてほしい。また、ラストは衝撃のカットになっているので、映画を観てない人には絶対に言わないでください」と力強くコメントした。

上野も最後に「本当に面白いです。こんなにパワーがいっぱい詰まったスケールのでかい映画はなかなか作れない」とアピール。確かにドラマよりも格段スケールアップし、さらにドラマティックに展開される映画版『のだめカンタービレ』。特にオーケストラの演奏シーンは、大きいスクリーンに映える素晴らしい見せ場になっているので、のだめワールドを五感全部で体感したい。【Movie Walker/山崎伸子】

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