貞子より怖い!?真田広之が遭遇したエイリアンの恐怖に驚愕!
SFホラー映画『ライフ』(7月8日公開)のプレミア試写会が6月12日に新宿ピカデリーで開催され、真田広之が出席。かつて『リング』で日本のホラークィーン・貞子と共演した真田だが、「(貞子よりも)『ライフ』に登場する生命体の方が『怖い』と言わせていただきます」と恐怖度に太鼓判を押した。
本作は、火星で発見された未知なる生命体を調査している宇宙飛行士6人が、無重力の宇宙船内で直面する恐怖と死闘を描いたSFホラー映画。真田がたった6人しかいない宇宙飛行士の一人を演じている。
客席側から姿を現し、観客の握手やサインに応えながら登場した真田。観客による写真撮影にも応じるなど、そのサービス精神旺盛な姿勢に「ステキー!」と歓声が上がるなど会場は大盛り上がり。
来日は「半年ぶり」となるそうで、ファンからの熱視線を浴びると「(視線が)グサグサ来ています。うれしい痛み」と笑顔を見せ、「長年見てくださっている方に、また新作をお届けできるという喜びがあります」と語った。
未知の宇宙生命体との遭遇が描かれる本作。真田と言えば、『リング』で貞子と対面した経験を持つが、真田は「あれ以来のホラーかもしれません」とニッコリ。司会から「貞子とエイリアン、どちらが怖い?」と聞かれると、「どちらがですか?そうきましたか」と苦笑いを浮かべた。
「(貞子は)霊とは言え、人間。出会うのも地球上。今回は相手のことが何もわからず、地球からかなり離れたところで遭遇する。それは恐怖ですね」と分析し、「『どちらの映画が怖いか』ということではなく、私の主観としてはやはり今回の『ライフ』に登場する生命体の方が、『怖い』と言わせていただきます」と恐縮しつつ話し、会場からの笑いと拍手を誘っていた。
宇宙モノに縁があり、「テレビものも含めると宇宙モノは4度目。最初にフライトをしてから早40年」という真田。無重力空間を舞台にしているため、ワイヤーアクションで浮遊状態を表現しているが、ダニエル・エスピノーサ監督からは「マエストロ」と呼ばれるほど、アクションを讃えられたことを明かしていた。【取材・文/成田おり枝】