2万年の時を経て超進化!アニメ版ゴジラの姿が明らかに
1954年の誕生以来、世界中で愛され続ける怪獣映画の金字塔『ゴジラ』。そのシリーズ初のアニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』が11月17日(金)に公開されることが決定し、劇中に登場する“ゴジラ”の一部がビジュアル解禁された。
公開されたのは、横から見たゴジラをハイコントラスト調のシルエットで描写した黒一色のイラスト。体長や体色などは未発表だが、全身のアウトラインや体表の起伏などを見る限り、昨年公開された実写映画『シン・ゴジラ』のものとは大きく異なる姿をしている。またこのビジュアルと共に発表された「絶望は進化する」というキャッチコピーが、何を意味するものかも気になるところ。
ビジュアル解禁に際し、静野孔文監督は「これまでのゴジラに縛られなくていいと当初より東宝さんからお許しをいただいたので、自由な発想でアニメならではのかっこいいゴジラが出来上がった」と言及。共同監督の瀬下寛之は「膨大な質量を支える独特の体組織と筋繊維の集積により、とてつもなく逞しいフォルムの造形となった。恐ろしくも神々しい、作品全体を震わせる圧倒的な存在です」と、ゴジラの造形とその印象についてコメントした。
『GODZILLA 怪獣惑星』の舞台は近未来の地球。巨大生物“怪獣”と、それらをも駆逐する“ゴジラ”との半世紀に及ぶ攻防の末、2048年、人類は地球脱出を計画。人々は20年を費やし11.9光年先の“くじら座タウ星e”にたどり着く。だが惑星は生存可能な環境ではなく、人々は移民を断念して引き返す。しかし帰還した地球では既に2万年の歳月が経過。地上はゴジラを頂点とした生態系が形成され、未知の世界と化していた――。
驚愕のストーリーに続き、ゴジラの片鱗を見せ始めたこの冬注目の一作。今後の動向にも目が離せない。【トライワークス】