2023年秋公開『ミステリと言う勿れ』大人気エピソード“広島編”が映画化決定

2022年1月期のフジテレビ月曜9時枠にて放送された人気ドラマの劇場版『ミステリと言う勿れ』(2023年秋公開)。本作のエピソードが通称“広島編”であることが明らかとなった。

累計発行部数1800万部を突破している田村由美による大人気漫画を原作とした「ミステリと言う勿れ」は、放送を開始すると瞬く間に大きな話題となり、高視聴率を記録した人気ドラマ。主人公は、天然パーマがトレードマークで友だちも彼女もいない、カレーをこよなく愛する大学生の久能整。「僕は常々思うんですが─」という言葉から始まる膨大な知識と独自の価値観による持論を淡々と述べるだけで事件の謎が解かれていく新感覚ミステリーとなっている。ドラマシリーズから引き続き菅田将暉が主演を務め、映画化発表時にはSNSで話題になるなど、大きな反響を呼んでいる。

“広島編”は、原作コミックス2巻から4巻で描かれ、広島を訪れた主人公の久能が狩集家の一族の遺産相続の謎に巻き込まれるというストーリー。ドラマシリーズでも描かれなかったエピソードを、映画ならではのスケールと、繊細かつ見ごたえのある濃厚な物語で紡いでいく。また、今回の広島編の解禁にあわせ、広島の路面電車の前に佇む整のバックショットを公開。後ろ姿からも伝わってくる整の優しさと広島の街を走る路面電車、広電の哀愁が漂う雰囲気は漫画の中からそのまま出てきたかのよう。見る人の心を解きほぐすようなビジュアルに仕上がっている。

さらには原作の田村由美が描き下ろしたイラストも到着。描き下ろしのイラストでは、整と広島編で描かれる狩集家をはじめとしたの個性豊かなキャラクターたちが大集合した豪華なイラストとなっている。これから解禁されるキャラクターたちを演じるのは誰なのかが気になってくる一枚だ。

整が、登場人物たちが抱える様々な悩みを時に優しく、時に鋭い魔法のようなお喋りで解決し、いつの間にか事件の謎も解読していく「ミステリと言う勿れ」。劇場版ではどんな整の姿を見られるのか？今後の続報にも注目だ。

文/サンクレイオ翼