なにわ男子・高橋恭平の“過去一優しいお姫様抱っこ”に、監督からツッコミ「本人もイケメンだとわかっている」
講談社「月刊デザート」にて連載中の亜南くじらの同名コミックを、『ひるなかの流星』(17)や『午前0時、キスしに来てよ』(19)の新城毅彦監督が実写映画化した『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(3月3日公開)の完成披露試写会が1月25日に丸の内ピカデリー1にて開催。本作で映画初主演を飾ったなにわ男子の高橋恭平を筆頭に、畑芽育、板垣李光人、莉子、曽田陵介、中島瑠菜、鈴木美羽、新城監督が舞台挨拶に登壇した。
高校2年生の真綾(畑)は人生初の告白に見事に玉砕。親友の知花(莉子)に慰められるも、落ち込んでいるところを陸上部のエースで学校一のイケメンの千輝くん(高橋)に見られてしまう。モテモテなのに周囲には塩対応の千輝くんは、絶対に好きにならないことと周りにバレないことを条件に、真綾に“片想いごっこ”を提案する。しかし自分にだけ優しくて甘すぎる千輝くんに、真綾の気持ちは揺れ動き…。さらに真綾に想いを寄せる手塚(板垣)に秘密の関係を知られてしまうことに。
初主演作の初イベントということもあり、高橋は「このイベントがあるので昨日は眠れなかったです」と緊張の面持ちで挨拶。そして「一見クールに見られがちなところは千輝に共感しました。胸キュン“させる”というより、胸キュン“させちゃった”という感覚を意識して、自然な感じでラフに頑張りました」と、千輝役を演じる上で意識した点を語る。すると曽田から「たまに胸キュンワードみたいなのを名言っぽく言うよね?」との指摘が入り、「あるようでないような名言を考えるのが好きなんです」とはにかんだ表情を見せた。
一方、「撮影から今日までずっと夢見心地で、この作品でヒロインを任せていただいたことが信じられないような気持ちでいっぱい」と述懐した畑。劇中の一番“甘い”シーンを訊かれると、千輝が電車のなかで真綾に“片想いごっこ”を提案するシーンを挙げ「高橋さんのインパクトのある美しいお顔は、印象に残る部分かなと思います」と告白。それには高橋も「僕がブレザーの制服を着ていることで、最強と最強ですよね」と名言っぽくコメント。
さらに“お姫様抱っこ”のシーンについて高橋は「仕事でメンバーをお姫様抱っこするとかはあったんですが、それくらいしかないので、ザ・胸キュンなシーンでした。畑さんとお互いに負担をかけないようにという気持ちで、大きい卵を落とさないように、過去一優しいお姫様抱っこをしました」と語り、新城監督から「恭平が歩いてくる時にすごいカッコつけてるんです。スローがかかっちゃって。本人もイケメンだとわかっているんだと思います」とのツッコミが。高橋は「カッコ良く撮っていただいてありがとうございます!」と朗らかに感謝を伝えていた。
文/久保田 和馬