紀里谷和明監督最新作『世界の終わりから』毎熊克哉、朝比奈彩、冨永愛、夏木マリら追加キャスト一挙解禁
主演に伊東蒼を迎え2023年春に公開となる紀里谷和明監督最新作『世界の終わりから』の公開日が4月7日(金)に決定。あわせて豪華追加キャストおよび第1弾予告映像が解禁となった。
『CASSHERN』(04)で監督デビューを果たして以降『GOEMON』(04)、ハリウッド映画『ラスト・ナイツ』(15)などを手がけてきた紀里谷和明監督が、自身の想いを全て注ぎ込み最後の作品として選んだ本作。世界を救うため奔走する一人の女子高生の、不安な未来を必死に生きようとする姿を独自の世界観で描きだした。NHKドラマ「おかえりモネ」や、映画『空白』(21)、『さがす』(22)など話題作に出演し、第14回TAMA映画賞最優秀新進女優賞、第77回毎日映画コンクール女優助演賞を受賞した伊東蒼が主人公のハナを演じる。
このたび、ハナを支える政府の特別機関に所属する江崎役に、『ケンとカズ』(16)で第71回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞を受賞し、映画『そして僕は途方に暮れる』(公開中)に出演中の毎熊克哉が決定。さらに、政府の特別機関の同僚、佐伯役に、モデルとしても活躍中で、Netflix「今際の国のアリス」で注目を集める朝比奈彩、物語の重要な鍵を握る少女のユキ役にNHK連続テレビ小説「なつぞら」でヒロインの娘役を演じた増田光桜が出演する。また、トップモデルとして世界中で活躍し、現在放送中の「大奥」に出演中の冨永愛、朝ドラ「舞いあがれ!」の高橋克典はじめ、北村一輝、夏木マリ、市川由衣、映画監督の岩井俊二、お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹ら豪華なキャスト陣の参加が発表されている。
初公開映像となる第1弾予告映像は、紀里谷監督自らがディレクションしたもの。素早いカッティングでつながれた過去なのか現在なのか未来なのか定かではない、不思議な世界が映しだされる。その映像にあわせて伊東演じるハナの「こんな世界終わっちゃえば良い!」という力強い心の叫びが響く。紀里谷のもとに結集した実力派キャストスタッフによる、いままで見たことのない映像に期待が高まる予告編となっている。
事故で親を亡くし、学校でも居場所を見つけられず、生きる希望を見出せずにいる女子高生はどのように世界の終わりに関わっていくのか?徐々に明らかになりつつある本作の続報を楽しみに待ちたい。
文/鈴木レイヤ