「ガンニバル」の舞台、“供花村”のホームページって知ってる?隠された恐ろしい秘密とは…
供花村への行き方を調べるとなにかが起こる…
続いては供花村の一大イベント「奉納祭」の紹介ページだ。江戸時代の初期に始まったとされる伝統ある行事で、村中の人々が総出で参加。丸一日かけて行われ、この年の豊作を願いながら、藁で作られた“供花”と呼ばれる人を燃やすという。
この奉納祭は、村外の方でも参加できるようだ。供花村への行き方を調べるために「アクセス」のページをクリックすると、乗換案内でおなじみのジョルダンに自動的にジャンプ。目的地にはすでに「供花村」と入力されているのでとても便利だ。
出発地の欄に最寄りの駅名を入力すると、ドラマ本編にも何度か登場した八咫駅までの行き方が表示される。と、思いきや…。
突然画面にノイズが走り、誰かに食ってかかる大悟の映像が映しだされ、カメラを構えた村人の様子と共に「警告:誰かに見られています」のメッセージダイアログが。「OK」を押して先に進んでみると、今度は見知らぬ番号から電話がかかってくる。その電話の主は、顔を喰われた謎の男、寺山京介(高杉真宙)。「明日お会いできませんか?必ず一人で来てください」と語る京介。
さらに「喰われたんです。供花村の誰かに…」と言い残したまま、電話は途切れてしまう。はたして京介はなにを伝えようとしているのだろうか。
供花村のタブーに触れる?恐ろしい仕掛けが盛りだくさん
実はこのホームページ、供花村について知ろうとすればするほど村の異常性に触れてしまう仕掛けになっている。
ふたたびホームページに戻ってみれば、ところどころ文字が浮かび上がり、のどかだった村の写真には一瞬だけサブリミナルがかかり不気味ななにかが写り込む。村長挨拶のページでは、村長の顔写真が一瞬だけ後藤銀(倍賞美津子)に変わり、浮かび上がった文字を上から順に読んでいくと「おまエら正気か」の言葉が…。
また、しばらくホームページを周回していると突然表示される「供花村に来たくなった?」のメッセージ。「OK」を押していくと、「ニゲロニゲロニゲロニゲロニゲロニゲロ…」と警告するようなメッセージが出現。そのメッセージを消すと今度は休止中だったライブカメラ映像に動きが。そして画面に「供花村の真実を知りたいか?」と表示され、ある映像がスタートする…!
いったい供花村にどんな秘密が隠されているのか。ギミック満載のこのホームページを見て気になった人はディズニープラスで全8話配信中の「ガンニバル」で、その衝撃の真実を目撃してほしい!
文/久保田 和馬