森且行が中居正広からもらった言葉とは?「TBSドキュメンタリー映画祭 2023」注目作の予告編第2弾が解禁
TBSが、良質のドキュメンタリー映画の発信地となるべく⽴ち上げた新ブランド「TBSDOCS」のもと、第3回目となる「TBSドキュメンタリー映画祭 2023」が開催。3月17日(金)より東京でスタートし、大阪、名古屋から、今回初となる札幌へと場所を移していく。このたび本映画祭で上映される注目作品の予告編第2弾が解禁された。
今年は多岐にわたるジャンルより揃えた全15本の作品を、前回を上回る規模で上映する。今回の映画祭アンバサダーには、TBS「王様のブランチ」でもお馴染みである映画コメンテーターのLiLiCoが就任した。
解禁されたのは、映画祭2日目の3月18日(土)に上映される4作品と、名古屋で限定上映される1作品を合わせた計5作品の予告映像だ。『オートレーサー森且行 約束のオーバルへ』では、2021年にレース中の落車事故から九死一生を得たものの、両足には麻痺が残り、もう歩くことすらできないかもしれないと言われたオートレーサー森且⾏が、5度に及ぶ大手術と約2年の壮絶なリハビリに懸命に挑む姿が映されている。
予告映像では森が「中居くんから、乗り越えられない人には試練を与えない。だから、おまえは乗り越えられる」とエールを送られたと話している。映像には、まだ自分は走れると信じ、再びオーバルへと戻ることを決して諦めなかった森が、ゼロから挑戦していった記録が切り取られていて、思わず胸が熱くなる。
また、ラインナップ発表イベントで、映画祭アンバサダーのLiLiCoが「内容を思い出すだけで涙が出てきます」と号泣しながらも「こういった事実があることをみんなに知ってほしい」と切実に訴えたのが『魂の殺人 ~家庭内・父からの性虐待~』だ。本作では、実の父による性虐待を告発し、声を上げ始めた被害者たちと、その闘いが描かれている。
そのほか、農薬や化学肥料に頼らない有機農業の取材から遭遇した究極の自給可能な農園=サステナ・ファームを映した『サステナ・ファーム トキと1%』、ミステリアスなマスクをかぶりL.A.メタル全盛期を駆け抜けた「KUNI」の謎に迫った『KUNI 語り継がれるマスク伝説 ~謎の日本人ギタリストの半生~』、名古屋限定上映となる『やったぜ!じいちゃん』の予告映像が解禁された。
3月18日(土)には、『オートレーサー森且行 約束のオーバルへ』の舞台挨拶に森且行が登壇を予定しており、そのほか各作品でも舞台挨拶を実施していく。まずは予告編をご覧いただき、ぜひ3月17日(金)より開幕する「TBSドキュメンタリー映画祭 2023」に足を運んでいただきたい。
文/山崎伸子