「クリード」3作目の邦題は『クリード 過去の逆襲』に!日本公開日は5月26日に決定
伝説のボクシング映画『ロッキー』(77)のDNAを継承した「クリード」シリーズ3作目の邦題が『クリード 過去の逆襲』に決定。あわせて本作の日本公開日が5月26日(金)に決定した。
ロッキーのサポートを受けながら、数々の激戦を繰り広げてきたアドニス・クリードがサーガ史上最大の死闘を繰り広げる本作。ロッキーの魂を引き継ぎチャンプとなったクリードの前に現れたのは、封印したはずの“己の過去”だった。『クリード チャンプを継ぐ男』(15)で全米映画批評家協会賞の主演男優賞など、数々の賞を受賞し、マーベル作品『ブラックパンサ―』(18)で悪役キルモンガーを務めるなど、一躍トップスターに上り詰めた主演のマイケル・B・ジョーダンが、シルベスター・スタローンからサーガを託され、本作では初監督を務めている。
本作では、スポーツ映画初となるIMAX認証デジタルカメラでの撮影が行われ、まるでリングサイドにいるかのような臨場感を味わえるファイトシーンに仕上がっている。また、3月3日(金)の全米公開に先立ち、2月16日にイギリス、ロンドンの開催されたUKプレミアには、監督、主演のジョーダン、クリードの妻でビアンカ役のテッサ・トンプソン、そしてクリードに復讐を誓うデイミアン役のジョナサン・メジャースが登場。第1作目『クリード チャンプを継ぐ男』の最終決戦の地への久しぶりの凱旋となった。監督デビュー作として、なぜこの作品を選んだのか?と問われた、ジョーダンは「私にとってこの作品は完璧な作品で個人的に思い入れがあったんです。私が過去に3回演じた唯一のキャラクターですから。それに、まだ語るべきこともあったし、このフランチャイズをどうしたいかというビジョンがありました。前2作の監督だったライアン・クーグラーやスティーブン・ケイプル・Jr.からも長年にわたって多くのことを学びました」とクリードへの熱い思いを語った。
既に解禁されたアメリカ版ポスターには「You can‘t run from your past(過去からは逃げられない)」とのコピーがあり、決して逃れることの出来ない過去がキーワードとなっている本作。クリード自身が家族にも封印していた少年期の重大な過ちとはなんなのか?この事件によってムショ生活を強いられた幼馴染のデイミアンとクリードの戦いはどのようになるのか?激戦の行方をぜひ劇場で目撃したい。
文/鈴木レイヤ