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人気シリーズ最新作『クリード3』2023年劇場公開決定、マイケル・B・ジョーダンが主演&監督を担当

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人気シリーズ最新作『クリード3』2023年劇場公開決定、マイケル・B・ジョーダンが主演&監督を担当

映画史に残る大人気シリーズ最新作『クリード3』が2023年に全国劇場公開決定。特報映像とキャラクターポスター2種が全世界に向けて初解禁された。

【写真を見る】ジョナサン・メジャースが敵対するダミアンに
【写真を見る】ジョナサン・メジャースが敵対するダミアンに[c]2023 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

幾多の強敵と闘い、何度でもリングに立ち続けてきたロッキー・バルボア(シルベスター・スタローン)。あらゆる栄光を手にした彼が、唯一得られなかったもの、それは自分の後継者だった。『クリード チャンプを継ぐ男』(15)では、かつての最大のライバルにして盟友アポロ・クリードの息子アドニス(マイケル・B・ジョーダン)に持てるすべてを託し、2人で頂点を目指していく姿を描き、続く『クリード 炎の宿敵』(19)では、アドニスの父アポロを亡き者にした“殺人マシーン”の異名を持つロシア(旧ソ連)の王者イワン・ドラゴの息子ヴィクターと壮絶な死闘を繰り広げ、全世界から多くの称賛を受けた。

最新作では、ロッキー、そしてアポロの意志と魂を受け継ぎ、栄光と名誉、愛する家族を手に入れたアドニス・クリードの新たな物語が展開する。アドニスの前に18年ぶりにボクサーとして姿を現した、最高の親友にして家族のように一緒に育ったダミアン・アンダーソン。ある事件をきっかけに刑務所に入り、なにもかも奪われたダミアンは、彼だけでなく、彼が愛する者すべてに牙を向けはじめる。実はアドニスの栄光の影には、誰にも言えない過去が隠されていたのだった。過去と向き合いリング上での決着を決意するアドニス。対するのは、かつての自分自身。逃れられない運命を背負い、すべてをかけて立ち向かう。はたしてチャンプを継ぐ男は、未来を切り開くことが出来るのか?

1976年の『ロッキー』から始まり、2019年の『クリード 炎の宿敵』、すべての作品を通して、夢と希望、友情、愛、信じる心が描かれ、生きる人すべてに贈る人間賛歌となっている。最新作『クリード3』では、レジェンド名優スタローンから、映画の枠を超えて意志を受け継いだジョーダンが主演だけでなく初の監督を務める。敵対するダミアンを演じるのは、「アベンジャーズ」シリーズで重要なキャラクター征服者カーンに抜擢され話題となったジョナサン・メジャース。アドニスの妻ビアンカを「ソー」シリーズ、『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(19)でたくましく魅力的なキャラクターを好演したテッサ・トンプソンが続投。さらに、『クリード チャンプを継ぐ男』で監督を務め大ブレイク、次作『ブラックパンサー』(18)で社会現象を全世界に巻き起こしたライアン・クーグラーが、プロデューサー、脚本としてジョーダンをサポートする。

本日全世界に向けて初解禁された映画『クリード3』特報映像とキャラクターポスター2種。時を経て、ファイターとして、そして一人の男として成長をとげたアドニスの新たな物語と、アドニスに立ちふさがる新たな強敵ダミアンの姿が明らかに。主演と監督として再びアドニスを手掛けることとなったジョーダンが、解禁に先立ってオンラインでの記者会見に登場し、本作にかけた想いを披露した。

初監督への意気込みについては、「僕自身のキャリアにとっても、完璧なタイミングだったと思います。撮影現場で育ち、20年以上この業界にいて、最初は背景やエキストラの仕事から始め、すべての撮影現場を見てきました。みんなの仕事ぶりを見て、実際の映画製作やストーリーテリングがどのように行われるかをこの目で見てきたんです。そしてついに、僕のキャリアにおいて、ただカメラの前にいるだけでなく、ストーリーを伝えたいと思うところに到達しました。過去に2度演じたことのあるこのキャラクターとは7~8年ともにいる。それに、35歳になったいまの僕には言いたいことが山ほどあります。男として。若い黒人の男性として。キャラクターやストーリーを通して、僕の人生経験や、自分自身の一部を、どのように世界に伝えることが出来るか、ということでした」と自身のキャリアを振り返り、想いを吐露。

さらに続けて、「そして僕は、多くの素晴らしい監督たちと仕事をする機会に恵まれてきましたし、そういったストーリーテリングのレベルに達することを目指したいと思っています。僕は静かにそれを見守り、僕が試してみたいと思うさまざまなことをまとめてきました。もうかなりの長い間。だからステップアップとして、監督する機会を待っていたようなものです。そして、この作品が僕にとって、その機会でした。『クリード チャンプを継ぐ男』の時、ライアン・クーグラーはこう言っていました。『適切な時期というのはない。とにかく深いところに飛び込んで、やってみることだよ』と。彼は僕に多くの励ましを与えてくれました。僕にとって、いまがその時なんだと感じたんです」と、多く支えがあり、そして多くの人の意志を受け継ぎ映画化に至った経緯を語った。

演じることと映画を作り上げること、本作で2つの難役に挑戦したジョーダンだが、「言葉にするのは難しい。毎日が闘いでした。すべてをやりとげるという挑戦であり、マルチタスクでもあります。ストーリーを練り上げ、体調を整え、各部署に彼らが仕事をするのに必要なものを提供し、さらにアドニスとしての役作りへのプロセスもある。でも、正直なところ、僕の周りにいた人たちのおかげでここまでこれたんです」と胸を張る。前作を上回る肉体を手に入れたこともUSポスターからも見てとれ、いかにハードで困難な製作であったことが伺える。

本作でアドニスと対峙する新たな強敵ダミアンを演じたメジャースについては、「ジョナサン・メジャースは素晴らしい俳優です。この物語に参加してもらえてとても、とても幸運でした。そして監督としても、彼のような伴走者を得られたことも。彼は毎日、戦争に行く準備をして、仕事をする準備をして現場に現れました。僕と彼は、これまでそんな機会を持てたことはないほどの深い絆で結ばれました。ダミアンというキャラクターは、アドニスの人生の柱となる重要な人物であることは間違いありません。それがアドニスの元に戻ってきて、彼は対処する必要があるんです」とメジャースを絶賛。さらに「長年にわたって一緒に仕事ができて幸運だった、素晴らしいテッサ・トンプソンがいます。彼女との絆は本物です。お互いに信頼し合い、一緒に演じてきて、そしていま、ストーリーテラーとしての僕を信頼してくれたことは、彼女が僕に与えてくれた最大の贈物です。彼らキャストの励ましや、信頼関係があるからこそ、不可能に思えることでも挑戦できました」と共演者としての長年のパートナーへの感謝を伝えた。

今回のテーマについては、「僕たちにとって、家族は常に核となるものだと思う。家族、そして思いやりの心は。そして、自分の過去と向き合い、本当の自分を見つけるというのは、僕たちがこの映画で語っているテーマの一つだと思います。それは原点回帰のようなもの。自分がどこから来たのかを振り返ることは、この映画でもとても重要です。過去の清算や、自分の行動に責任を持つことは、僕らが取り上げたいことでした。誰もが共感できるストーリーを作りたかった。この作品には、僕自身が多く入っています。多くの人たちにとっても共感できる要素を見出だしてくれことを願っています」と締めくくった。


試合をかぶりつきで鑑賞するかのようなリアリティあふれる、臨場感ある大迫力のファイトシーンにも期待がかかる本作。2023年、新たな傑作誕生を劇場で体感しよう。

文/サンクレイオ翼

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