「水星の魔女」「おにまい」から“田中脊髄剣”を再現「チェンソーマン」まで!美麗コスプレイヤー20選
世界最大規模のガレージキットの祭典として知られ、国内はもちろん、海外のサブカルファンからも注目されている「ワンダーフェスティバル(略称:ワンフェス)」。その最新回に当たる「ワンダーフェスティバル2023[冬]」が、2月12日に幕張メッセにて開催された。当日の盛り上がりを、会場で見つけたハイレベルなコスプレイヤーたちの写真とともにリポート形式で紹介しよう。
プロ・アマチュアを問わず、製作者であれば誰でも造形物を出展・販売することができるイベントとして、1984年よりスタートした「ワンフェス」。最新回でもその精神は受け継がれていて、航空機、戦艦、鉄道車両などの模型から、特撮ヒーロー&アニメのキャラクターフィギュア、さらには武器や装飾品のレプリカといった、さまざまなアイテムが展示。
それらの製作者と直に話をしつつ、商品の購入や写真撮影ができる…というところも、同イベントに参加するうえでの楽しみの一つといえる。
また、近年では大手企業も続々と参入するようになり、ここでしか買えない限定グッズの販売や人気声優によるトークステージなども実施。この度の「ワンフェス2023[冬]」では「機動警察パトレイバー」のデッキアップイベントが企画され、実物大98式AVイングラムの展示も行われた。
一方、屋外の開放的なスペースにはコスプレエリアが設けられ、こちらには大勢のコスプレイヤー&カメラマンが集結。「ワンフェス」の主旨に合わせて“衣装や装飾品の造形”にこだわっていたコスプレイヤーも多く、取材を依頼したところ、多彩なポーズで写真撮影に応じてくれた。
そんなレイヤー陣の衣装を見てみると、4月から第2クールが放送開始予定の「機動戦士ガンダム 水星の魔女」をはじめ、大ヒットスマホゲーム「勝利の女神:NIKKE」、現在、第2部が連載中の「チェンソーマン」、テレビアニメ化の続報に期待が高まる「2.5次元の誘惑(リリサ)」など、話題作のコスプレ人気が高く、これらのキャラクターたち(に扮したレイヤー)が勢ぞろい。
また、2023年が“卯年”であることにちなみ、「GANTZ」のレイカ、「Re:ゼロから始める異世界生活」のレム、「お兄ちゃんはおしまい!」の緒山まひろといったヒロインたちのバニーガールコスプレで参加していたレイヤーもいて、それぞれに撮影のための長蛇の列ができていたのも印象的だった。
こうして大盛況のうちに終了した「ワンフェス2023[冬]」に続き、「AnimeJapan 2023」(3月25日・26日に東京ビッグサイトで開催)や「ニコニコ超会議2023」(4月29日・30日に幕張メッセで開催)など、コスプレが楽しめる大型イベントは今後も多数控えていて、いずれも盛り上がることが予想される。
はたしてこれらの会場では、どのような作品のコスプレに人気が集中するのか?そうした点にも注意しながら、最新のアニメ、映画、コミック、ゲームなどをチェックしておき、会場で答え合わせをするのもおもしろそうだ!
取材・文/ソムタム田井