藤岡弘、と愛娘3姉妹の“野望”は!? 「藤岡ファミリーのドリームの1つはハリウッド」
2月21日、スペースFS汐留にて映画『ブラックライト』(3月3日公開)のトークショー付き試写会が開催され、藤岡弘、と長女の天翔愛、次女の天翔天音、三女の藤岡舞衣が登壇した。
本作は、陰謀に巻き込まれたFBIの影の任務をこなしてきた男が、FBIと死闘を繰り広げる姿を描いたクライムアクション。『96時間』(12)のリーアム・ニーソンが「フィクサー」として暗躍する主人公トラヴィス・ブロックを演じ、『ファイナル・プラン』(21)のマーク・ウィリアムズがメガホンをとる。
イベントで本作を観た感想を問われた藤岡弘、は「僕はリーアム・ニーソンが大好きなんですよ。哀愁を帯びた存在感と顔。いろんなものを秘めていて、男の魅力が網羅されている。普段から訓練していないと無理だと思えるようなアクションをしているけれど、それで自分と同じくらいの年齢(藤岡は77歳)」と、70歳を迎えたアクションスターのリーアムを絶賛。
「家族を命がけで守ろうとする、親としての使命、男の信条、あらゆることに挑戦して達成しようとする姿勢。それらが出ていてすごく感動しました。人種が異なっても同じなんだなと共感して。ついつい内容を話したくなります(笑)」と熱く語りながら、思わずネタばらししそうになり苦笑していた。
また、アクションシーンを演じるうえで心掛けていることを聞かれると「子どもができてから、より一層体に気を付けるようになりました。毎日訓練をして、時間があればとにかく、腹筋をしたり武道のトレーニングをしたり、子どもたちと乗馬に行ったり。幼い舞衣ちゃんを見ていると、この子の成長で安心できるまでは頑張る、と。できることはなんでもやります!」と、藤岡はコメント。
作品の内容に絡め、“藤岡ファミリーの中で極秘に行われていること”についても聞かれると、「週に1回は家族会議をするんですけど。子どもたちが小さい頃から武道の精神を教えてきたこともあってか、みんな『日本の素晴らしいものを世界に発信したい』と言うようになった。だから、みんなで馬に乗って、家族を守り合うような作品をファミリー全員で作りたいなと。日本の美と精神、慈愛を映像で伝えたいと思っています。ファミリードリームの1つですね。お父さんを中心にハリウッドに出ていこうよという話で盛り上がっています」と、ハリウッド進出の夢も明かしていた。
取材・文/平井あゆみ