特別解禁!RPGを彷彿させる『キング・アーサー』興奮のラスボスバトル
現在公開中の『キング・アーサー』のクライマックス・シーンが日本向けに特別解禁。ジュード・ロウ演じる暴君ヴォーティガンが「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」などRPGを彷彿させる“ラスボス”に変身した驚愕の映像が公開された。
解禁されたのは、聖剣エクスカリバーの力を解放し、父を殺したヴォ―ティガンとの最終決戦に挑むアーサー(チャーリー・ハナム)の目の前に、闇の力で3m超の魔神に変貌したヴォーティガンが現われるシーン。魔力で生み出した火球と死神を連想させる大鎌を武器に魔神ヴォーティガンはアーサーを追い詰める…。この“ラスボス”にアーサーは勝利し、王座を奪還することができるのか?ダークサイドに堕ちた暴君役でこれまでのイメージを覆したジュードの変貌ぶりに驚くと共に、興奮必至のバトルに魅了させるはずだ。
今回の役柄について、ジュードは「彼は良心や魂を犠牲にし、絶大な権力で国の魔術師たちや慣習を一掃する。そして支配者の優越感に溺れる。暗くねじ曲がった暴君なんだ」と心の奥底に潜む闇を分析。その一方「彼自身、エゴという内面の悪魔と闘っている。権力を渇望するヴォーティガンにとって、アーサーは脅威でしかなかった」と、人の姿を捨て去っても地位を守るヴォーティガンの必死さに理解を示す。
絶対的な悪役ながら、どこか共感できる余地を残す。そんなガイ・リッチ―監督のキャラクター・アプローチも魅力な『キング・アーサー』。権力に溺れた男と、彼を打ち倒さんとする希望の英雄の死闘の果てを、ぜひスクリーンで確認してほしい。【トライワークス】
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