爆笑問題の太田光、WBCの侍ジャパンに感銘を受けて憧れる「俺も本気を出していれば」
爆笑問題の太田光とトラウデン直美が3月14日、都内で行われた「TBSドキュメンタリー映画祭2023」(3月17日より開催)の開催直前イベントに参加。この日も冒頭から“太田節”が炸裂し、自著「笑って人類!」が刊行されたばかりとあって「売れ行きも好調なので、これからもますます頑張っていきたい。次は直木賞の受賞会見でお会いしましょう」とちゃっかりPRをしていた。
太田節はその後もとどまるところを知らず、昨年の同映画祭でアンバサダーを務めたトラウデンに対しては「トラウデンさんは真面目なダレノガレ明美と言われています」とボケて、トラウデンから「そうなんですか?初めて聞きました…」と苦笑いされていた。
開催3回目となる同映画祭では、TBSが魂を揺さぶる良質のドキュメンタリー映画の発信地となるべく立ち上げた新ブランド「TBS DOCS」のもと、15作品のドキュメンタリー作品を上映。同ブランドのチェアマンに昨年就任した太田は、上映作品の中で『カリスマ~国葬・拳銃・宗教~』がお気に入りと言うが、「カタタマ…それは田中(裕二)か。すっかり(カリスマではなく)『カタタマ』だと思っていたので、田中の物語かと思っていた」とやはりボケていた。
今年の映画祭のキャッチコピー「本気の人間は、面白い。」にちなんで「最近、おもしろいと思った人間」について聞かれた太田は「本気と書いて“マジ”と読む」とニヤリとしながら「本気の人間といえば、それこそWBC。選手全員が本気で、本気でやっている人間の動きは見ごたえがある。ついつい見入ってしまうね」と侍ジャパンの活躍に期待。自身も少年時代に野球チームに入っていたそうで「3軍の補欠だったけれど、もう少し頑張っていれば今頃は俺もWBCにいたと思う。本気を出せばよかったな」と残念そうだった。
映画祭開催に向けてトラウデンは「『事実は小説よりも奇なり』というけれど、ドキュメンタリーを見るとこれが現実かと受ける衝撃も大きい。自分が生きている現実を見つめ直す感覚に陥ります」とアピール。太田も「15作品すべて見たくなるはず」と期待をあおっていた。
「TBSドキュメンタリー映画祭 2023」は、東京:ヒューマントラストシネマ渋谷(3月17日~30日)、大阪:シネ・リーブル梅田(3月24日~4月6日)、名古屋:伏見ミリオン座(3月24日~4月6日)、札幌:シアターキノ(4月15日~21日)と4都市にて前回を上回る規模で開催される。
取材・文/石井隼人