永瀬廉、猫耳姿で会場沸かす!挑戦したいのは「吐息多めの、声だけでキュンキュンさせるような役」

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永瀬廉、猫耳姿で会場沸かす!挑戦したいのは「吐息多めの、声だけでキュンキュンさせるような役」

映画「ドラえもん」シリーズ第42弾となる『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』の大ヒット御礼舞台挨拶が3月14日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、ゲスト声優を務めた永瀬廉(King & Prince)、山里亮太(南海キャンディーズ)、藤本美貴が登壇。声優として今後挑戦してみたい役を聞かれた永瀬が、「キュンキュン系」と回答。フォトセッションでは演じたソーニャの猫耳をつけて登場し、会場を沸かせた。

『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』の大ヒット御礼舞台挨拶が開催された
『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』の大ヒット御礼舞台挨拶が開催された

テレビアニメ「ドラえもん」の演出を多く手掛ける堂山卓見が監督を務め、「コンフィデンスマンJP」シリーズや放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」の古沢良太が脚本を務める本作。空に浮かぶ理想郷であるパラダピアを舞台に、ドラえもんたちが大冒険を繰り広げる。3月3日より公開となり、3月13日までの公開11日間で、観客動員数104万人、興行収入12.7億円を突破する大ヒットを記録している。

パーフェクトネコ型ロボットのソーニャ役で声優初挑戦を果たした永瀬は、「100万人を突破したということで、考えられない数字。すごすぎて実感が湧かない。それだけたくさんの方々に観ていただけたのはうれしいですし、感謝の気持ちでいっぱいです」と感激しきりだった。

宣伝活動を含め、ドラえもんと共に多くの時間を過ごした永瀬は、本作が宝物のような存在になったという。そのなかでももっとも思い出に残っていることとして、「舞台に立ってみんなとおしゃべりできるのも楽しいんですが、宣伝期間に誕生日を迎えて、ドラえもんから誕生日プレゼントをいただいた。いろいろな種類のグッズが入っていて、そのなかにサウナハットがあった」とドラえもんからのプレゼントに大喜び。「この前そのサウナハットをかぶって、サウナに行ってきました!」と報告しつつ、「数倍、ととのった。かぶっていたのが僕だけだったので、結構(周囲に)見られたんですが、胸を張って堂々と見せびらかしました」と清々しい笑顔で語る。これにはドラえもんも「よかったよ!」と声を弾ませていた。

【写真を見る】永瀬廉、ドラえもんに“おでこコツン”!
【写真を見る】永瀬廉、ドラえもんに“おでこコツン”!

またドラえもんたちからの質問に答える場面もあったが、のび太から「次はどんな役に挑戦してみたいですか?」と聞かれると、永瀬は「キュンキュン系ですかね。ガッツリの!」告白した。「表情や顔とかではなく、声だけで見てくれる人をキュンキュンさせるような役柄。ちょっと吐息多めの」と続けると、悪ノリしたスネ夫が「ちょっとやってみてよ!」と無茶振り。公開記念舞台挨拶でもスネ夫からのお願いでモノマネをした永瀬だが、さらなるスネ夫の無茶振りにタジタジとなり、ドラえもんにすがるようにハグする瞬間もあった。

しずかちゃんに向かって胸キュンセリフを披露することになった永瀬は、「しずかちゃん、こっち向けよ」と声をかけ、しずかちゃんが「向いているわ」と的確なツッコミをお見舞い。苦笑いを見せながらも永瀬は「しずかちゃん、今日一緒にお風呂入ろう」と衝撃的な一言を放ち、これには周囲もびっくり。スネ夫が「永瀬くんのエッチ!」、しずかが「それ、私のセリフ!」とわちゃわちゃとした展開になりながらも、しずかは「キュンとしました」と永瀬の胸キュンセリフに惚れ惚れとしていた。

藤本美貴は、のび太くん相手に実演をした
藤本美貴は、のび太くん相手に実演をした

山里は「今度は、ドラえもんと戦ってみたい。ちゃんと負けるから!」、藤本は「現役時代は『美貴さま』と呼ばれていたので、逆にしずかちゃんみたいに純粋なかわいい女の子の役がやりたい」と答え、のび太を相手にその役を実演するなど、それぞれの回答に大盛り上がりとなったこの日。最後には映画の大ヒットのお祝いとして、永瀬からドラえもんたちに“巨大どら焼きケーキ”のプレゼント。永瀬は「WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に負けないくらいに盛り上がって、いろいろな方に愛される作品になれば」と願い、大盛況のイベントを締めくくった。

取材・文/成田おり枝

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