芦田愛菜、9と3/4番線に「ニヤニヤしちゃう」と興奮！としまえん跡地のハリポタ施設、開業は6月16日

「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐メイキング・オブ ハリー・ポッター」の開業日発表イベントが3月15日に同施設内の9と3/4番線ホーム、ホグワーツ特急の前で行われ、スペシャルゲストの芦田愛菜とオフィシャル・ナビゲーターのハリー杉山が出席。開業日が6月16日(金)であることが発表された。

東京・練馬のとしまえん跡地にオープンする同施設は、映画「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズの製作の裏側を実際に体験できるウォークスルー型のエンタテインメント施設。映画でも人気のホグワーツの大広間、ダイアゴン横丁や9と3/4番線ホームのホグワーツ特急のほか、実際に映画に携わった世界最高峰のクリエイターたちの制作した数々のセットが楽しめる。

さらにほうきに乗ったり、バタービールを飲んだり、ホグワーツの動く階段エリアで実際に動く肖像画になってみたりと多数のアクティビティも用意され、魔法ワールドのグッズなどスタジオツアー限定商品がそろっていることも大きな魅力。「ハリー・ポッター」の屋内型施設としては、世界最大規模の大きさを誇る。この日は9と3/4番線ホーム、ホグワーツ特急の前でイベントが行われ、映画の世界に飛び込んだような空間や、乗り込むこともできるというホグワーツ特急の迫力の佇まいに、シリーズの愛好家“ポッタリアン”である芦田と杉山も興奮しきり。

芦田は「今日は、ひと足先にここに立つことができてうれしいです」と口火を切り、「私も『ハリー・ポッター』シリーズが大好きなので、9と3/4番線ホームに立てていることが信じられない。私みたいな“マグル”でもここに立てるんだと思って、ずっとニヤニヤしちゃいます」とシリーズで魔法を持たない普通の人間を表す“マグル”という言葉を使いながらコメント。するとハリーは「芦田さん、マグルなんですか？」、芦田が「違いますよ！半純潔です」と答えたほか、ハリーが「どこの寮？」、芦田が「グリフィンドールに憧れます。でも意外とハッフルパフなのかなと思ったり」と声を弾ませるなど、ファン同士の交流で大盛り上がり。

芦田が本シリーズを好きになったのは「小学校の図書室に並んでいて、その分厚い表紙が魔法の呪文の本みたいな感じで、それに惹かれて手に取ったのがきっかけ」とのこと。「出会った当初は、登場人物たちと同じくらいの歳だったので、そういう子たちが、魔法を使って魔法学校に通っていることを身近に感じて。さらに魔法の世界観だけじゃなくて、一人一人のストーリーや裏設定も細かくて、知れば知るほどもっと知りたくなる」と魅了されっぱなしだという。一方のハリーは「心に寄り添ってくれる、相棒のような存在。ついにこの日がやってきたんだと感動しています」と幼少期から何度も本シリーズに支えられてきたと話した。

イベントでは、芦田と杉山がアンベールを行い、開業日が6月16日となることが発表された。さらに3月22日(水)14時からチケットが発売となることも明らかになり、芦田は「1週間後ですか!?本当に楽しみですね！待ちきれない」とワクワクとすると、杉山は「ポッタリアンの小関裕太くんと、加藤諒くんとハリポタ会をやっている。芦田さんもよかったら来ませんか？」とお誘い。芦田は「ぜひ！私も語る時は語っちゃうので」と応じていた。

オープンを控え、芦田は「1日では周れないかも。何回も来たい。オープンが待ち遠しい気持ちでいっぱいです」、ハリーは「楽しみすぎて、心拍数がアグレッシブな状態になっている。この3、4年を振り返ると、いろいろなことがありました」とコロナ禍に思いを馳せ、「スタジオツアー東京のオープンと共に、新たな時代が訪れると思います」と期待していた。

「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐メイキング・オブ ハリー・ポッター」は、6月16日開業。チケットは、大人6300円、中人(中・高生)5200円、小人(4歳〜小学生)3800円となる。公式サイトにて、事前予約制。

取材・文/成田おり枝