『ゲット・アウト』のブラムハウス最新作『ソフト/クワイエット』日本公開決定!ポスタービジュアルも公開に

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『ゲット・アウト』のブラムハウス最新作『ソフト/クワイエット』日本公開決定!ポスタービジュアルも公開に

『セッション』(15)、『ゲット・アウト』(17)のブラムハウスが贈る、全編ワンショットのクライム・スリラー『ソフト/クワイエット』が5月19日(金)より公開されることが決定。あわせて、本作のポスタービジュアルが解禁となった。

【写真を見る】本国ポスターデザインのスマホ用壁紙特典付きムビチケ前売券(オンライン)も発売
【写真を見る】本国ポスターデザインのスマホ用壁紙特典付きムビチケ前売券(オンライン)も発売[c]2022 BLUMHOUSE PRODUCTIONS, LLC. All Rights Res

大胆な撮影手法とセンセーショナルなテーマを融合させた本作。92分の全編をワンショットで映像化しており、アメリカで社会問題化しているヘイトクライム(憎悪犯罪)の狂気をえぐりだすような内容となっている。とある郊外の幼稚園に勤める教師エミリーが、「アーリア人団結をめざす娘たち」という白人至上主義のグループを結成。教会の談話室で行われた第1回の会合に集まったのは、主催者のエミリーを含む6人の女性だった。多文化主義や多様性が重んじられる現代の風潮に反感を抱き、有色人種や移民を毛嫌いする6人は、日頃の不満や過激な思想を共有して大いに盛り上がる。やがて彼女たちの活動は取り返しのつかない理不尽でおぞましい犯罪へとエスカレートしていくのだった。

キャストはほぼ無名の俳優たちだが、インディペンデント映画や舞台などの出演経験が豊富な実力派が揃っており、どの町にもいそうな“危険な隣人”をリアルに体現した。自尊心の高さと精神的なもろさを秘めた主人公エミリーを演じたのはステファニー・エステス。また、自らのオリジナル脚本を映画化し、長編デビューを飾った女性監督ベス・デ・アラウージョの卓越した演出力にも注目したいところ。編集や視覚効果などの作為が排除された映像世界は、閑静な町のごく平凡な日常が惨たらしい地獄絵図へと変貌していく過程をリアルに描きだしている。


また、本国ポスターデザインのスマホ用壁紙特典付きムビチケ前売券(オンライン)も3月24日(金)より発売となる。人間の恐怖を暴く、異次元の映像体験とはどのようなものなのだろうか?驚愕の全編ワンショットリアルタイムスリラーをぜひ劇場で体験したい。

文/鈴木レイヤ

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