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沢村一樹、『名探偵コナン 黒鉄の魚影』“海中アフレコ”に挑戦!「緊張感しかなかった…」

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沢村一樹、『名探偵コナン 黒鉄の魚影』“海中アフレコ”に挑戦!「緊張感しかなかった…」

<コメント>
沢村一樹
ーはじめてオファーを受けたときの気持ち
「正直に言うと、どうして僕にオファーをいただけたのかな…?と思いました。謎解きに関してはコナンくんもすごいと思うのですが、僕もドラマなどでたくさんの役を演じてきて謎解きが大好きなので、うれしかったです。『僕でいいのかな…?』という気持ちが半分、『やった!!』という気持ちが半分でした。周りの人たちも僕自身以上の熱量で出演を喜んでくれたのですが、それがプレッシャーでもありました」

沢村が声を担当したのは、“パシフィック・ブイ”の局長である牧野洋輔
沢村が声を担当したのは、“パシフィック・ブイ”の局長である牧野洋輔[c]2023 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

ー本編アフレコについての感想(※すでに本編のアフレコは終えています)
「アフレコ台本がドラマの5倍くらいの辞書のような厚さがあって、セリフの書き方も全然違っていて、読み方が分からず、試行錯誤しながら読むことから始めました。声優のみなさんは本当にすごいなと感じます。アフレコ台本をいただいてからずっと緊張していましたが、本番は『上手くやろう』ではなく、『とにかく楽しむことが一番!』と思い、楽しみながらコナンくんの世界に入り込めたらいいなという思いで臨みました。アフレコが進むに連れてだんだん自分の声を俯瞰で聞けるようになっていけて楽しかったです!監督やスタッフのみなさんに話すスピードや基礎の基礎から指導していただきました」

ークセの強いエンジニアたちを強いリーダーシップで束ねる局長・牧野洋輔を演じる上で意識した点
「僕のなかではリーダーというよりもバランサーという部分を意識しました。エンジニアたちがプレイヤーで、牧野が監督とまではいきませんが全体のバランスをとるのが仕事だなと感じたので、リーダーシップの中にもバランサーという部分を取り入れながら演じました。僕自身は現場であまりリーダーシップをとるタイプではないのですが、監督とはしっかりと意見を交わすようにしています」

ー水族館での思い出
「水族館と動物園は若い頃から大好きで、必ずと言っていいほど定期的にデートで行っていました!自分が何もしなくても魚たちが楽しませてくれるので楽ですし、建物などの雰囲気もいいので。魚たちにとっては少し狭いかもしれないけれど、僕たちから見たら開放感があるので好きです!(ドーム型の水槽を前に)魚を下から見ることはあまりないので、楽しいですね!ひとりで来ていたら絵を描きはじめたりして、長い時間を過ごしてしまいそうです。青山さんに勝てる気がしないのでコナンくんの似顔絵は描けないかな(笑)」

ー海中アフレコを終えての感想
「この雰囲気の中で緊張感しかなかったです(笑)」

ー過去に水族館でアフレコをしたことはありますか?
「ないですよ!!(笑)いや、過去に3回くらいはやったかなぁ…?冗談です(笑)」

『名探偵コナン 黒鉄の魚影』は4月14日(金)より公開
『名探偵コナン 黒鉄の魚影』は4月14日(金)より公開[c]2023 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会


ー完成した本編を観ての感想
「とにかく、コナンくんがカッコイイです!!灰原哀ちゃんも素敵でした!なんか...素敵でした!!この年齢になってもまだキュンキュンできるんだなという発見がありました!観ていただけたらみなさん同じ感覚を味わっていただけると思います。観終わった後にマネージャーと話をしていて、自分の声に違和感を感じるようなすごく不思議な感覚がありました」

高山みなみさんが、沢村さんの緊張感が牧野の役柄ととてもマッチしていたと!
「ありがとうございます!牧野はパシフィック・ブイの新技術を初めて使用するという緊張感を持っているので、そういった視点ではしっかりと緊張感を出せたのかなと思います」

文/久保田 和馬

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