増えるコンビニ×映画のコラボメニュー、人気の秘密は?

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増えるコンビニ×映画のコラボメニュー、人気の秘密は?

近年、映画とコンビニのコラボフーズを目にする事が多くなったと思いませんか? この冬だけでも、サークルKサンクスの『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』(公開中)にファミリーマートの『劇場版マクロスF 虚空歌姫 イツワリノウタヒメ』(09)など。数年前からミニシアター系の作品が、上映される劇場近隣のカフェやレストランとコラボするケースはあるものの、最近はメジャー作品と大手コンビニのコラボが多いのだ。

コンビニ側にとって、テレビや雑誌、ネットなどで大々的に広告展開される映画作品はユーザーへの影響力が大きく、関連商品を発売することで、集客アップやコンビニのブランドイメージアップにつなげる狙いだ。

しかも、“タイ映画だからタイ料理”のような安直なものでなく、『宇宙戦艦ヤマト〜』だったら、波動砲をイメージさせる「波動砲ドッグ」や同じくブラックホールをイメージさせる「ブラックホールチョコ」など、ユニークなメニューが多いのも特徴。それらのオリジナルパッケージがファンの収集欲をくすぐり、さらにファンによる口コミの影響も大きいのだろう。

ちなみに2009年度は、サークルKサンクスでは『ハルフウェイ』(08)、『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』(09)、『クローズZEROII』(09)、『カムイ外伝』(09)、『なくもんか』(09)、『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』といった映画とのコラボ・キャンペーンが実施。ほかにもファミリーマートでは『おと・な・り』(09)や『劇場版マクロスF 虚空歌姫 イツワリノウタヒメ』、デイリーヤマザキでは『くもりときどきミートボール』(09)とのコラボ商品が販売されていた。

2010年は果たしてどんなコラボ食品が登場するのか? 期待に胸を躍らせながら、新商品が並ぶ深夜の時間帯にコンビニをのぞいてみるのも面白いかも。【トライワークス】

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