クエンティン・タランティーノも惚れた西部劇をテレビドラマ化「ジャンゴ ザ・シリーズ」独占配信決定&特報映像解禁
クエンティン・タランティーノも惚れたマカロニ・ウエスタンの傑作をもとにテレビドラマ化する海外ドラマ「ジャンゴ ザ・シリーズ」が5月1日(月)よりスターチャンネルEXにて独占配信、6月6日(火)から独占日本初放送されることが決定。あわせて、特報映像が初公開となった。
本作は、マカロニ・ウエスタンの傑作である『続・荒野の用心棒』(66)を原案に、現代感覚で描いた西部劇ドラマ。荒野に開拓した理想郷を舞台に、家族を失った男ジャンゴと生き別れの娘、そして彼らを取り巻く男女の因縁と宿命をめぐる物語が展開する。マティアス・スーナールツをはじめ、ノオミ・ラパスら多国籍キャストが共演し、オリジナル版で主演を務めたフランコ・ネロがカメオ出演することも明らかになっている。また、製作陣にはイタリアマフィアを描いたドラマ「Gomorrah: The Series(原題)」のスタッフが集結し、フランチェスカ・コメンチーニらが監督を務めた。
今回解禁となったのは、過去を背負う者たちの“宿命”を描く新しい西部劇の魅力が詰まった壮大な特報映像。主人公のジャンゴが行き着く街ニュー・バビロンの街並みや、雄大な自然、馬が駆け抜ける姿や銃声など西部劇には欠かせない風景が展開する。また、『続・荒野の用心棒』を彷彿とさせる引きずられる棺や驚きのあの人など、西部劇ファンの期待をかき立てる映像が映し出されている。また、従来の西部劇では稀な存在だったラパス演じる女性リーダーや、リサ・ヴィカリが演じるジャンゴの娘サラなど女性の活躍も垣間見える映像となっている。
孤高の流れ者、ジャンゴの人物像や、南北戦争直後の社会背景を深堀りした新解釈の西部劇とはどのようなものなのだろうか?本作の壮大な物語に期待が高まる。
文/鈴木レイヤ