リドリー・スコット監督×ホアキン・フェニックスの『Napoleon』が全世界劇場公開へ!ファーストルックも公開
巨匠リドリー・スコット監督とAppleが初めてタッグを組んだ歴史アクション『Napoleon』が、Apple TV+で全世界配信されるのに先駆け、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントとのパートナーシップによって11月22日(金)より全世界で劇場公開されることが決定。ファーストルック画像が公開された。
『ゲティ家の身代金』(17)でスコット監督とタッグを組んだデヴィッド・スカルパが脚本を手掛けた本作。19世紀初頭のフランス第一帝政を率いた皇帝ナポレオン・ボナパルトの生い立ちから、妻であるジョゼフィーヌ・ド・ボアルネとの不安定な関係、そしてナポレオンにとって最後の戦いとなった1815年のワーテルローの戦いなどが描かれていくとのこと。
ナポレオン役を演じるのは、『ジョーカー』(19)でアカデミー賞主演男優賞に輝き、スコット監督とは『グラディエーター』(00)以来のタッグとなるホアキン・フェニックス。また、ジョセフィーヌ役を『私というパズル』(Netflixにて配信中)でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたヴァネッサ・カービーが演じ、「キャシアン・アンドー」(ディズニープラスにて配信中)のベン・マイルスや『モーリタニアン 黒塗りの記録』(21)のタハール・ラヒムらが共演する。
『コーダ あいのうた』(21)でストリーミング公開作品に史上初のアカデミー賞作品賞をもたらしたAppleは、製作作品の劇場公開に積極的に取り組んでおり、先日マーティン・スコセッシ監督が手掛けレオナルド・ディカプリオとロバート・デ・ニーロが共演する『Killers of the Flower Moon』もパラマウントとのタッグで配信に先駆けて劇場公開することを発表したばかり。どちらも来年のアカデミー賞の有力作品として大きな注目を集めることだろう。
『Napoleon』の日本での劇場公開に関する正式な発表はまだされておらず、続報を楽しみに待ちたい。
文/久保田 和馬