イ・ジュンギ、パク・ウンビンらが続々来日!今年のゴールデンウィークは豪華スターたちと念願の再会

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イ・ジュンギ、パク・ウンビンらが続々来日!今年のゴールデンウィークは豪華スターたちと念願の再会

パンデミックで海外ゲストの往来が途絶えた3年間。韓流ファンにとっても試練の季節だったが、今年のゴールデンウィークは舞台挨拶やファンミーティングなどの対面イベントが再び活発になり、花盛りとなる。今回は関東近郊を中心に、もう一度逢えるスターたちをご紹介した。

今も衰えないジェンダーレスな魅力!イ・ジュンギが4年ぶりに来日

王の男』(06)でジェンダーレスな魅力を放ち観客の心を虜にして以来、今も新たなファンを生み出しているイ・ジュンギ。彼のファンミーティング「2023 LEE JOON GI SPLENDOR Family Day:僕たちの花火」が、5月5日(金)にパシフィコ横浜で開催される。

過去を隠し身分を偽る男性ヒソンの複雑な心情を見事に表現したイ・ジュンギ
過去を隠し身分を偽る男性ヒソンの複雑な心情を見事に表現したイ・ジュンギ[c]Everett Collection/AFLO

巨悪に立ち向かう伝説の義賊を演じ視聴率30%超えを叩き出した「イルジメ〜一枝梅」などで人気を不動のものにする。近年では、素性を隠し別の人生を生きる男という難役を演じきった2年ぶりの主演作「悪の花」が百想芸術大賞5部門ノミネートされ高く評価された。昨年も「アゲイン・マイ・ライフ~巨悪に挑む検事~」で陰謀で命を落とした敏腕検事が第二の人生で復讐に挑むリベンジサスペンスでベストアクトを見せ、さらにトップ俳優としての演技力を証明した。実に4年ぶりの来日となるこんか、どんな新鮮な姿を見せてくれるのだろう。

歴史スペクタクル映画で大活躍!オク・テギョンの単独来日イベントが開催

今年日本で公開された歴史スペクタクル映画『ハンサン ―龍の出現―』(22)で、李舜臣将軍を陰で支えるスパイとして躍動したオク・テギョンも、ゴールデンウィークに単独来日イベント「parTYtime」でファンと交流する。

『ハンサン ―龍の出現―』で精悍な姿を見せたオク・テギョン
『ハンサン ―龍の出現―』で精悍な姿を見せたオク・テギョン[c]Everett Collection/AFLO


2008年にボーイズグループ2PMのメインラッパーとしてデビューし、歌謡界はもちろんドラマや映画で精力的に俳優活動をこなしてきた。スジやキム・スヒョンの出世作となった大ヒット学園ドラマ「ドリームハイ」で、家族との関係に悩みながらも夢に向かって努力するひたむきさと、一人の女性を愛する健気さで多くの視聴者の心を鷲づかみにした。その後も音楽と俳優業を共に続けてきたが、転機となったのは、弁護士役でソン・ジュンギと共演した「ヴィンチェンツォ」。近年の韓国ドラマ指折りのヴィランとして、眼差しだけで感情を表現したと絶賛された。東京ではTOKYO DOME CITY HALLで5月12日(金)と5月13日(土)の2公演。ヒーリングバラエティ「三食ごはん」旌善編でも見せる親しみやすい表情に加え、元祖“野獣アイドル”の歌声も聞かせてくれるかもしれない。

5年ぶりに4度目のジャパンツアーを行うウヨン
5年ぶりに4度目のジャパンツアーを行うウヨン画像はウヨン(@0430_live_boy)公式インスタグラムのスクリーンショット

同じく2PMメンバーのウヨンも、オク・テギョンと時期を同じくして来日。WOOYOUNG (From 2PM) Solo Tour 2023“Off the record”と題して、福岡を皮切りに5公演をこなす5年ぶり4度目のジャパンツアーでファンと出逢う。

2PMの楽曲ではリードボーカルとメインダンサーを務めるチームの要である一方、本業の歌やダンスだけでなく、音楽番組「人気歌謡」のMCやバラエティ番組など何でもござれな才能を持つ。久々の公演は、生粋のエンターテイナーである彼の魅力に触れる絶好の機会だ。関東近郊では、5月28日(日) 横浜・パシフィコ横浜 国立大ホールと6月3日(土) 東京・日本武道館で開催。

除隊後に見せた壮絶アクションも話題に!イ・スンギが祝福ムードと共に来日

最近結婚したばかりでハッピーオーラが漂うイ・スンギも、来日が決定している。

アクションスリラー「バガボンド」の熱演でさらに俳優としてアップデートしたイ・ジュンギ
アクションスリラー「バガボンド」の熱演でさらに俳優としてアップデートしたイ・ジュンギ[c]Everett Collection/AFLO

PSYのプロデュースで歌手デビューしたのち、バラエティ番組で見せた天然キャラで“国民の弟”として愛されキャラを確立すると、SBS演技大賞で優秀演技賞(ドラマスペシャル部門)・ベストカップル賞に輝いたラブコメディ『僕の彼女は九尾狐<クミホ>』などで名を馳せる。さらに魅力を開花させたのは、除隊後に主演を務めたドラマ「Vagabond/バガボンド」。軍隊で体得した格闘術クラヴ・マガなどを応用し、激しいアクションシーンのほとんどを自ら担う凄みある演技で視聴者を沸かせ、SBS演技大賞最優秀演技賞を受賞した。2年前には久々に歌手活動を再開させたこともあり、バラエティ番組で培ったセンスと併せてイベントを盛り上げてくれるだろう。

ファン待望の初ファンミーテング!“歴代級サブキャラ”キム・ソンホに逢えるGW

夢の再会となるスターもいれば、待ちに待った初ファンミーティングという俳優も。キム・ソンホは、5月12日(金)に東京・渋谷のLINE CUBE SHIBUYAにて一日2公演となる「2023 KIM SEON HO ASIA TOUR IN TOKYO <ONE, TWO, THREE, SMILE>」で念願の来日を果たす。

フリーターだが何でも出来る “ホン班長”ことホン・ドゥシクを演じるキム・ソンホ
フリーターだが何でも出来る “ホン班長”ことホン・ドゥシクを演じるキム・ソンホ[c]Everett Collection/AFLO

演劇界でスキルを磨いてきたキム・ソンホ。2018年、ド・ギョンス(D.O.)主演の歴史劇「100日の郎君様」でドラマファンの注目を集めると、起業を目指す若者の群像劇「スタートアップ: 夢の扉」で演じた投資会社のチーム長ハン・ジピョンでさらに知名度がアップ。口うるさいが温かい気遣いを見せる姿が胸を打ち、“歴代級サブキャラ”の名を欲しいままにした。2021年には「海街チャチャチャ」でシン・ミナと共に主演を務め、万能フリーターのホン班長役で癒やし系キャラのアイコンとなった。実はキム・ソンホは、5月8日が37歳の誕生日。このアニバーサリーに、ファンはぜひとも駆けつけたいところだ。

シン・ミナとのケミストリーに多くの視聴者が夢中になった「海街チャチャチャ」
シン・ミナとのケミストリーに多くの視聴者が夢中になった「海街チャチャチャ」[c]Everett Collection/AFLO

祝・ジャパンファンクラブ設立!パク・ウンビンが愛するファン“BINGO”と再会

昨年のアジアファンミーティングツアーも大盛況に終わったパク・ウンビンは、日本でのファンクラブ設立を記念した「PARK EUN-BIN OFFICIAL FANCLUB“BINGO”1st FAN PARTY in JAPAN」を5月26日(金)に東京国際フォーラムで開催する。

数奇な運命をたどる男装の世子を演じた宮廷ロマンス「恋慕」
数奇な運命をたどる男装の世子を演じた宮廷ロマンス「恋慕」[c]Everett Collection/AFLO

1998年に子役として芸能界デビューした大ベテラン俳優の彼女は、キュートなルックスと抜群の演技力もさることながら、気さくでちょっと涙もろい一面も相まって老若男女を問わずたくさんの人から愛されている。「ストーブリーグ」の熱血プロ野球運営チーム長、「ブラームスは好きですか?」の引っ込み思案なヴァイオリニスト、韓国ドラマ初の国際エミー賞を受賞した「恋慕」で演じた男装の世子など、ジャンルを問わず見せる千変万化の表情は飽きることがない。

今年の百想芸術大賞で8部門10ノミネートの「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」
今年の百想芸術大賞で8部門10ノミネートの「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」[c]Everett Collection/AFLO

まもなく公開の『THE WITCH/魔女 ―増殖―』(22)ではアクションに挑戦するなど常に新鮮な姿を見せてくれるパク・ウンビンだが、何と言っても未だ人気が衰えない「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」は、今年の百想芸術大賞ドラマ部門の大本命でもある。このファンミーティングは、もしかすると記念すべき日になるかもしれない。ちなみにファンクラブ名は、「パク・ウンビン(EUN-BIN)が歩むその道を共に歩む(GO)人々」を意味する“BINGO”。彼女を愛する“BINGO”たちの思いを一層感じる、最高のイベントになりそうだ。

ファンとの再会は、きっとスターたちにとってもようやく訪れた祝福の瞬間だろう。今年のゴールデンウィークは、憧れの人と特別な時間が過ごせそうだ。

文/荒井 南

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