『インシディアス』のブラムハウス最新作『DASHCAMダッシュカム』日本公開決定!ティザーポスター&場面写真も解禁
『パラノーマル・アクティビティ』(07)や『インシディアス』(10)のブラムハウスが贈る、コロナ禍を舞台にしたライブ配信ホラー『DASHCAM ダッシュカム』が7月14日(金)より公開されることが決定。あわせて本作のティザーポスターと場面写真が解禁となった。
『セッション』(15)や『ゲット・アウト』(17)、さらに公開待機中の『M3GAN/ミーガン』(6月9日公開)など、常に時事性や社会性をはらんだ話題作を世に問いかけヒットを量産している制作プロダクション“ブラムハウス・プロダクションズ”。時代にマッチした恐怖を生みだし続けるブラムハウスの最新作は、コロナ・パンデミック下を舞台に1人の女性が恐怖に巻き込まれる姿を“ライブ配信”という手法で描いていく新感覚ホラー映画だ。
主人公となるのは女性ラッパーで迷惑系ライブ配信者として人気を得ているアニー(アニー・ハーディ)。彼女はロサンゼルスでのコロナ規制にうんざりして、イギリスで暮らしている音楽仲間、ストレッチ(アマル・チャーダ=バテル)のもとを訪ねる。しかしいまや配達員として生計を立てる彼には迷惑がられ、同居の恋人に拒絶されて追いだされてしまう。頭にきたアニーは、ストレッチの車とスマホを盗み、ライブ配信をしながら、ストレッチになりすましてフードデリバリーの仕事へ。向かったレストランで彼女は店のオーナーから大金を積まれ、1人の女性を運ぶ奇妙な配達依頼を受ける。悪態をつきながら目的先へ向かうアニー。彼女の行く手には想像を絶する恐怖が待ち受けていた。
本作で監督を務めるのは、WEB会議ツール「Zoom(ズーム)」を題材にした『ズーム/見えない参加者』(21)が新たなるPOV映画として注目されたロブ・サヴェッジ。主演を務めるハーディは、シンガーソングライターとしても活躍中。劇中では、実際の彼女を思わせるメタフィクション的な演出も。
このたび解禁されたティザーポスターは車載カメラを思わせる不鮮明な映像が見るものの恐怖心をあおるデザインに。さらに“悪夢のような世界へトリップ”というキャッチコピーからも不穏さがただよっている。また場面写真には、車内から動画のライブ配信を行う姿や怯える女性の顔のドアップ、さらに車のヘッドライトが暗闇を照らす様子が収められている。
日本でもポピュラーなライブ配信をモチーフにした新感覚ホラー『DASHCAM ダッシュカム』。未体験の恐怖をスクリーンで体感してほしい。
文/スズキヒロシ