川村元気の恋愛小説「四月になれば彼女は」映画化決定!愛する人を探して、世界各国で紡がれる物語
著作を自ら監督を務め映画化した『百花』(22)の川村元気による、販売部数30万部突破のベストセラー小説「四月になれば彼女は」。同作の実写映画化が決定、2024年春に公開されることが明らかになった。
4月のある日、結婚間近な男性、藤代俊のもとに一通の手紙が届く。差出人は10年前に交際していた初恋の女性、伊予田春。そして時を同じくして、婚約者の坂本弥生が突然、藤代の前から姿を消す。なぜ春は今、手紙を送ってきたのか?なぜ弥生は消えてしまったのか?ボリビア、チェコ、アイスランド、そして東京を舞台に、藤代は愛する人の真実の姿を探し求めていく。
本作の監督は、米津玄師「Lemon」、あいみょん「マリーゴールド」などMVを手がける山田智和。「音楽と共に、現代の都市と人間の姿をこれほどまでに感性豊かに描く映像作家は世界でも稀有だと思っています」と称賛する川村が熱望し今回のタッグが実現した。撮影監督は山田監督の盟友で、藤井道人監督の作品でカメラマンを務めた今村圭佑が務める。さらに音楽を、サザンオールスターズ、Mr.Childrenのプロデュースから作詞、作曲を行い数々の名曲を生み出した小林武史が担当。本作を美しくも切ないメロディで彩る。
今回の発表では美しい情景を求めて世界各国で撮影を行った本作のこだわりが詰まったビジュアル2点を公開。ボリビアのウユニの「天空の鏡」と称される澄み切ったウユニ塩湖、東京の街中で美しく咲く夜桜がそれぞれ切り取られている。また、山田監督ディレクションによる特別映像も解禁。カメラを携えながらウユニ塩湖を歩く女性の姿とともに、原作のセリフを散りばめた縦型の映像は、4月から各月を追う形で綴られる原作にならい、公開まで毎月配信され、原作の世界も追体験できるマンスリートレーラーとなっている。
実力派クリエイティブチームが切ない愛の物語を描き出す本作。はたして解禁されたビジュアルが意味するものとは?そして壮大な恋愛模様を紡ぐキャストは一体誰なのか?続報に期待したい。