肩パッドにファミコン!?『怪盗グルー』最新作は“80年代”テイスト満載
怪盗グルーとその仲間たちの騒動を描いた人気アニメーションの第3弾『怪盗グルーのミニオン大脱走』が7月21日(金)より公開される。実は、本作には子供のみならず、大人たちもワクワクする仕掛けが満載。そのひとつが、思わず「懐かし~」とにんまりしてしまう“80年代テイスト”だ。
今回、怪盗グルーの宿敵として立ちはだかるのが、悪党バルタザール・ブラット。80年代に天才子役としてもてはやされていたが、今は誰からも見向きもされない。それを恨み、自分が輝いていた時代を忘れられない彼は、全身で80年代を表現!
まとっているのは、当時流行ったジャケットスタイル。ビビッドな紫色に加え、三角にとんがった肩パッド、手にはキーター(ショルダーキーボード)を持ち、今にもディスコで踊り出しそうな装いだ。バルタザールの武器のひとつにルービックキューブも登場するなど、彼を取り巻く環境は80年代だらけ。
また、バルタザールの相棒として活躍するのがクライヴ。バルタザールが悪事を働くときに、80年代のヒットソングをかける不思議なロボットだ。赤白カラーに角ばった顔は、80年代に爆発的に流行ったファミコンのよう。ちょこちょこと動く姿はチャーミングだ。
さらに、クライヴが流すBGMを含め劇中では80年代を彩った楽曲を使用。マイケル・ジャクソンの「BAD」やマドンナの「イントゥ・ザ・グルーヴ」、アーハの「テイク・オン・ミー」など、今もなお愛され続けるヒットナンバーが続々。ノリノリの音楽を聴いているだけで、テンションは急上昇!
一見、子供向けとイメージされがちだが、本作は大人の心をくすぐる要素が随所に散りばめられている。80年代を懐かしみながら、新たな“怪盗グルー”ワールドを満喫してほしい!【トライワークス】
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