NMB48の川上千尋&安部若菜がDC最新作『ザ・フラッシュ』に期待!「カッコいいのに人間らしいところが魅力」
インテックス大阪で開催中の「大阪コミックコンベンション 2023」(略称:大阪コミコン2023)。初日の5月5日に「NMB48 シネマステージ」が実施され、大阪コミコンのPR大使を務めるNMB48から川上千尋と安部若菜がステージに登壇。アメコミ好き芸人チームのアメコミリーグとして活動する2丁拳銃の川谷修士、バッファロー吾郎の竹若元博、佐藤ピリオド.によるMCのもと、DCユニバースの最新作『ザ・フラッシュ』(6月16日公開)の注目ポイント、フラッシュのヒーローとしての魅力について語り合った。
オープニングセレモニーにも参加したばかりの川上と安倍。その感想について、川上が「すごく大盛況で、大阪にこんなに大勢の人がいたのかと驚きました!」と語ると、安倍も「初めてハリウッドセレブの方々を生で拝見して、足がガクガク震えました。ミリー・ボビー・ブラウンさんは年下なのですが、もっと大人に見えてカッコいいなと思いました」とコメント。改めてイベントの規模の大きさを実感した様子だった。
アメコミ映画の印象についても聞かれると、「最近はDCばかり観ています。髪型もワンダーウーマンを意識しているんですよ」とは川上。続けて安倍も「一年くらい前に、竹若さんと一緒にDC展をロケさせていただき、衣装や実際に使われた小道具を見たことでアメコミ映画が好きになりました」とし、2人ともアメコミ映画のおもしろさにどっぷりとハマっている様子。
『ザ・フラッシュ』の主人公、バリー・アレン(エズラ・ミラー)ことフラッシュと言えば、超高速のスピードで移動できるメタヒューマンにして「ジャスティス・リーグ」のメンバーでもあるキャラクター。アメコミリーグの3人によるとフラッシュは、「ただ足が速いだけじゃなくて、速すぎて過去や未来へ行けちゃう。多次元世界を移動することができるんです」とのこと。この解説どおり、最新作ではフラッシュが亡くなった母親を救おうとして、過去を変えてしまったことから、その影響で現在に歪みが生じることに。『マン・オブ・スティール』(13)などに登場したヴィラン、ゾッド将軍(マイケル・シャノン)が復活し、地球は存亡の危機に陥ってしまう…というストーリーが展開するようだ。
また、時にトラブルを起こしてしまうところもフラッシュの魅力だと語るアメコミリーグ。「隙が多いですよね。(超高速の移動という能力上)代謝が良すぎてすぐにお腹が空くし、お酒を飲んでも酔えません。また、耐熱スーツを着ないと摩擦で服が燃えてしまって、真っ裸になってしまいます(笑)」。これに対し、川上と安倍も「カッコいいのに人間らしいところが魅力的ですね」と同意していた。
『ザ・フラッシュ』を川上と安倍により楽しんでもらうべく、アメコミリーグの3人がオススメするポイントをそれぞれ解説していくことに。まず、川谷がマイケル・キートン版のバットマンが登場することを指摘。「ベン・アフレック演じるバットマンも活躍するみたいなのですが、2人のバットマンがどのように絡んでいくのか楽しみです。我々世代のバットマンと言えばマイケル・キートンでした」。
キートン版のバットマンについては、安倍が「初めて観たDC映画が『バットマン』でした」と答え、「いままで異なるバットマンの共演はなかったですよね?楽しみです」と本作に高まる期待を寄せていた。
続いて、佐藤が挙げたのはスーパーガール(サッシャ・カジェ)の存在。「ゾッド将軍が復活するので、今回の設定はまだわからないですが、スーパーマンのいとこであるスーパーガールがどういった戦いを見せてくれるのかに注目しています。ショートの黒髪なのも、ボーイッシュでクールです」と説明。すかさず川上が「(髪型が)マネしやすいですよね!」と反応し、「ワンダーウーマンは?」と突っ込まれる場面も。
最後に竹若は、予告編に映っているアフレック演じるバットマンのスーツが少し青くなっていることに注目。「原作コミックに出てきたカラーリングでもあるので、原作をどのように反映しているのかが気になります」とファンならではの視点で語っていた。
イベントの後半では、ステージに登場したバットマンやジョーカー、「ウォッチメン」のロールシャッハといったDCキャラクターに扮したコスプレイヤーとも交流。それぞれの衣裳のこだわりポイントやキャラクターの好きなところを聞きながら、最後に記念撮影をしてイベントが終了。『ザ・フラッシュ』の公開が待ち遠しくなる楽しいトークイベントとなった。
取材・文/平尾嘉浩