全てのヒーロー作品のゲームチェンジャー『ザ・フラッシュ』細谷佳正、山寺宏一、小原雅人の続投が決定
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(21)、『ジョーカー』(19)のDC最新作であり、全てのヒーロー作品のゲームチェンジャーと謳われる超速タイムループアドベンチャー超大作『ザ・フラッシュ』が6月16日(金)より公開となる。このたび、本作の日本版声優に細谷佳正、山寺宏一、小原雅人の3人が決定した。
現在と過去、2人のフラッシュとスーパーガール、バットマンら、DC版アベンジャーズとも言える豪華ヒーローが集結する本作。主人公の地上最速のヒーロー、フラッシュ(エズラ・ミラー)は、スピードを武器に“時間”も“世界”も超える能力を秘めている。“ジャスティス・リーグ”の一員としても、お茶目で少し天然なキャラクターで強い印象を残していたフラッシュ。そんな彼が、これまでと打って変わって、幼い頃に亡くした母と無実の罪を着せられた父を救うべく、タイムループし“運命”を変えるため過去を改編するという彼の悲しい生い立ちに迫る物語を展開する。
今回、見た目はそっくりでも性格や雰囲気は正反対な過去と未来、2人のフラッシュの日本版声優を細谷が演じることが明らかに。『ジャスティス・リーグ』(17)に引き続いてのフラッシュ役に対して細谷は「フラッシュは、明るく人間味あふれるヒーローでは…ないですよね(笑)家族の問題や、それによって形作られた性格は決して明るくないというか、彼に影を落としていると感じています。強い光は濃い影を同時に生み出すのだなと、そこを面白く感じています」とお調子者のように見えて悲しいバックボーンを抱えるフラッシュの魅力を語っている。
さらに、本作では『バットマン』(89)、『バットマン リターンズ』(92)ぶりのカムバックとなるマイケル・キートン演じる“伝説”のバットマン、『ジャスティス・リーグ』でフラッシュをヒーローにスカウトしたベン・アフレック演じるバットマンの二人が登場することが明らかになっている。今回、山寺がキートンのバットマン役、小原がアフレックのバットマン役でそれぞれ続投する。山寺は、これまで数々の作品でキートンの吹替を担当し、さらに『バットマン』、『バットマン リターンズ』のテレビ放映時の吹替補完版をはじめ様々な作品でバットマンの吹替を担当してきた。そんななかDCUに再降臨するキートンのバットマンを再び演じることに関して「この作品にマイケル・キートンがバットマンとして出演すると知り、自分にオファーが来る事を密かに期待していました。また90年代に放送された『超音速ヒーロー・ザ・フラッシュ』でバリー・アレンを演じた経験もあるので、感慨深いものがあります」と想いを語った。
また、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(16)から過去3作品にわたってベン・アフレックのバットマン役を担当してきた小原は「『ジャスティス・リーグ』の公開後、ベンがバットマン役を引退するというニュースを知りショックを受けたことを覚えています。超人たちをスカウトしたばっかりじゃん、これから始まるんでしょって。なに?またやるのベン!?じゃあ俺もやるよ!もちろん、闇の住人を!」と喜びを熱く語っている。
キートンのバットマン、アフレックのバットマンという二人のバットマンは、フラッシュが繰り広げる“タイムループ・アドベンチャー”をどのように盛り上げてくれるのだろうか?地上最速の男が豪華ヒーローたちとともに見せる壮大でド迫力な闘いをぜひ劇場で体験したい。