“恐怖の主”はベテラン俳優の並樹史朗!?青木涼、斜め後ろからの圧に背筋が凍ったと明かす

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“恐怖の主”はベテラン俳優の並樹史朗!?青木涼、斜め後ろからの圧に背筋が凍ったと明かす

実録系心霊恐怖映画『レット・イット・ビー ~怖いものは、やはり怖い~』の初日舞台挨拶が5月12日、都内映画館で行われ、主演の青木涼、共演の山岸芽生並樹史朗奥津貴之監督が参加した。

【写真を見る】主演の青木涼が恐怖したものとは?
【写真を見る】主演の青木涼が恐怖したものとは?

映画のタイトルにちなみ「これまでの人生で“怖いものは、やはり怖い”と感じたこと」を聞かれた青木は「最後のシーンの撮影中、自分の斜め後ろから圧というか、怖いものを感じた。カットがかかってから恐る恐る振り返ってみたら、そこには自分をじっと見つめる視線がありました」と恐怖体験を告白した。

しかしその視線の主は「並樹史朗さんの熱い視線でした」とまさかのオチで「直に私のお芝居をジーっとご覧になられていて…別の意味での恐怖というか、背筋が凍りました」と笑わせた。これに熱視線の主である並樹は「素敵な青年だと思ってガン見していました!」とその理由を明かしていた。

本作は約2年前に製作された『夢判断、そして恐怖体験へ』からの続編であり、心理カウンセラーである神山圭治役で続投した青木は「続編制作が決定した際は感謝の気持ちと嬉しい気持ち、そして同時に緊張感もありました」と初々しい表情。本作のテーマについては「この世での行いがあの世の行く先を決める。仏教的な因果の理法がリアルに描かれているのが特徴的」と解説していた。

ベテランの並樹史朗も出演
ベテランの並樹史朗も出演


神山の恩師・武藤教授役の並樹は、「自分がすでに死んでいることに気づかず、現世を浮遊している焦燥感や悲しさを繊細に演じた。ラストシーンの撮影の日に雨が降っており、天は我を見放したと思った。でも差し入れにお菓子を買っていったらお2人が食べてくれて、いい青年だと思いました。それで心がほぐれました」と若手俳優陣との交流に笑顔だった。

取材・文/石井隼人

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