新宿の地下に巨大な“ヘブンズ・ドアー”出現!『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』ピールオフ広告から付箋を持ち帰り可能
荒木飛呂彦の大ヒットコミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれたスピンオフを、高橋一生主演で実写ドラマ化した「岸辺露伴は動かない」。その制作チームが再結集した『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が、いよいよ5月26日(金)より公開。それに合わせ、5月28日(日)までの期間限定で、新宿メトロスーパープレミアムセットA面・B面に、巨大な「ヘブンズ・ドアー型ピールオフ広告」が出現した。
相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気漫画家の岸辺露伴が、奇怪な事件に立ち向かう姿を描く「岸辺露伴は動かない」。その一編として、ルーヴル美術館のバンド・デシネプロジェクトのために描き下ろされた、荒木初のフルカラー読み切り作品を実写映画化した本作。日本映画としては異例となるルーヴル美術館での撮影が敢行されるなど、日本とフランスの荘厳でミステリアスな美が散りばめられた贅沢なサスペンスに仕上がっている。
青年時代に淡い想いを抱いた女性から“もっとも黒い絵”の噂を聞いた露伴。それはもっとも黒く、そしてこの世でもっとも邪悪な絵。時が経ち、新作執筆の過程でその絵がルーヴル美術館に所蔵されていることを知った露伴は、取材とかつての微かな慕情のためにフランスを訪れる。しかし美術館の職員ですら黒い絵の存在を知らず、データベースでヒットした保管場所は、もう使われていないはずの地下倉庫だった。そして露伴はそこで、黒い絵が引き起こす恐ろしい出来事と対峙することに。
今回掲出されたピールオフ広告には、“ヘブンズ・ドアー”を模した「ヘブンズ・ドアー型 付箋」がびっしりと貼られており、これらは剥がして持ち帰ることが可能(無くなり次第終了)。すべての付箋がめくられると各登場人物の特別ビジュアルがお披露目となる仕掛けになった参加型の広告で、早朝の掲出開始から道行く人々が次々と付箋をめくるなど早くも活況に。
さらにこのピールオフ広告の隣には、劇中で露伴が“この世でもっとも黒く、邪悪な絵”が引き起こす恐ろしい出来事に対峙することにちなみ、“黒”が際立つ巨大バナーも出現。はたして世界最大級の美の殿堂として知られるルーヴル美術館で、露伴にどんな事件が待ち受けているのか。その全貌は、是非とも映画館のスクリーンで目撃してほしい。
文/久保田 和馬