ガーディアンズ愛を叫べ!シリーズ集大成『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』応援上映に潜入
音楽もサイコーのシリーズ。ダンスシーンの鑑賞&応援マナーは?
発声OKのイベントでは自由に声援を送ることができる。しかし、あくまで映画鑑賞ということなので、極端な大声やずっと叫び続けること、作品に関係ない発声や、悪口、差別的な内容の発言は控えるようにという注意事項も伝えられた。作品を初めて観る方も当然いるということで、話の展開をにおわせるような先読み発声、ネタバレ発声も控えるようにともお願いしていた。
サイリウムなどの光り物は、使用する色やシーンの指定はナシ。自由にお楽しみくださいとのコメントに会場は色とりどりのサイリウムで埋め尽くされる。またどの応援グッズにおいても、使うときには自分の顔の高さまでにするのがルール。応援グッズで後ろの観客の視界を遮ったり、前の席を叩いたりしないようにとのお達しもあった。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズは、音楽も最高なので「踊りたい!」と思うポイントも多いはず。本作ではダンスシーンも登場するため、「そのシーンの時だけ、応援グッズを高く上げて盛り上がっていただいてOK」と伝えられると、参加者は一斉にサイリウムやタンバリンを高々と掲げた。さらに前説では、ジェームズ・ガン監督、クリス・プラットら豪華キャストのサイン入りポスターを参加者から抽選で1名にプレゼントする企画も。当選者を座席番号で発表するスタイルで、スタッフが座席の列と読み上げると場内の参加者もリピート。席番号が読み上げられると当選番号が発表されるとタンバリンや口笛の音で埋め尽くされるなど、上映前から一体感あふれる盛り上がりを見せていた。
そしていよいよ応援上映がスタート。前説での注意事項をしっかり守り、キャラクターの心情に寄り添ったエールなども飛び交い、マナーもしっかりと守られた応援上映が進んでいく。タンバリンの音や声援が多く飛び交ったのは戦闘シーン、サイリウムの光が多く輝いていたのはキャラクターの想いが伝わるシーン、そして予告のあったダンスシーンでは一緒に大声で歌う参加者の姿も多く見られた。エンドロールはもちろん、エンドロール後のお楽しみ映像でも声出しは続き、上映前の前説から映画の最後の最後まで「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の世界を堪能し尽くす様子がアツく伝わってきた。
初めて応援上映に参加したという「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズファンの親子は「前説がわかりやすくて応援上映の楽しさが味わえました」(50代・女性)、「大好きなシリーズなので、第3弾だけでなく3作一緒に観たいです」(20代・女性)とコメント。本作の鑑賞はこの日が4回目というファンは「会場に来ればファンがいっぱいいるから、1人で来ても十分に楽しめました」(30代・男性)と笑顔で応援上映の感想を話していた。
グランドシネマサンシャイン池袋のロビーは現在『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』仕様になっていて、フォトスポットや等身大のロケットのフィギュアも設置。ロケットの旅、ガーディアンズの面々の有終の美を見届けたあと、鑑賞記念に写真撮影をしてみてはいかがだろうか。
取材・文/タナカシノブ