ピクサー最新作『マイ・エレメント』の同時上映は、『カールじいさん』の短編アニメーションに決定！

2009年に全世界興収7億ドルを超えるヒットを記録し、第82回アカデミー賞でアニメーション映画として史上2本目となる作品賞ノミネートをはたした『カールじいさんの空飛ぶ家』(09)。同作のその後の物語が描かれる短編アニメーション映画『カールじいさんのデート』が、ディズニー＆ピクサーの最新作『マイ・エレメント』(8月4日公開)と同時上映されることが決定した。

【写真を見る】ディズニー＆ピクサー最新作の舞台は、“エレメントの世界”！奇跡の出会いと感動が待っている[c]2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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最愛の妻エリーに先立たれたカールじいさんが、“伝説の滝”パラダイス・フォールへ行くという妻との約束をはたすため、家に10297個の風船を結びつけて大冒険に出た『カールじいさんの空飛ぶ家』。今回の短編『カールじいさんのデート』では、友人女性とデートに行くことになるカールじいさん。最近のデート事情がまったくわからず緊張気味のカールじいさんに、特別な首輪のおかげで人と話すことができる犬のダグが“友だちの作り方”のコツを伝授する一日の様子が描かれる。

『カールじいさんの空飛ぶ家』でピート・ドクター監督と共同監督を務め、本作でもメガホンをとるボブ・ピーターソン監督は、本作について「エリーの代わりになる人はいないので、これは友情の物語。エリーが『新しい冒険をしなさい』と言ってくれたことに敬意を表しています」と説明。また、プロデューサーのキム・コリンズは「私たちはこれを集大成と捉えています」と、「カールじいさん」シリーズの完結を示唆している。

これまで、ダグがカールじいさんらに出会うまでの一日を描いた『ダグの特別な一日』(09)と、映画の後のダグを描いたシリーズ「ダグの日常」といった短編アニメーションが作られてきた「カールじいさん」シリーズ。ついに完結を迎えるカールじいさんとダグの美しい絆の物語を、ピクサーらしいイマジネーションにあふれた最新作『マイ・エレメント』と一緒に楽しんでほしい。

文/久保田和馬