現場の“ピリつき”をぶっちゃけ!? テレビアニメ「わたしの幸せな結婚」キャストがトークショー開催

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現場の“ピリつき”をぶっちゃけ!? テレビアニメ「わたしの幸せな結婚」キャストがトークショー開催

グランドシネマサンシャイン池袋にて、7月期TVアニメ「わたしの幸せな結婚」第1~3話上映&キャストトークショーが6月4日に開催され、上田麗奈(斎森美世役)、佐倉綾音(斎森香耶役)、西山宏太朗(辰石幸次役)、下野紘(五道佳斗役)が登壇した。

【写真を見る】漫画化、実写映画化に続きアニメ化!政略結婚から始まる異色のラブストーリー
【写真を見る】漫画化、実写映画化に続きアニメ化!政略結婚から始まる異色のラブストーリー[c]2023 顎木あくみ・月岡月穂/KADOKAWA/「わたしの幸せな結婚」製作委員会

富士見L文庫の大人気和風ラブストーリー「わたしの幸せな結婚」(著/顎木あくみ、装画/月岡月穂)のテレビアニメが7月5日(水)より放送開始。舞台となるのは、日本古来の美意識と西洋文明の流行が織り成す架空の時代。義母たちから虐げられて育った少女・美世が、孤高のエリート軍人・清霞と出会い、ぎこちないながらも、互いを信じ、慈しみ合いながら、生きることの喜びを知っていく、和風のシンデレラ・ストーリーとなっている。

詩情豊かに紡がれる心模様と、彼らの体に脈々と流れる血の呪縛「異能」を巡る壮絶なドラマを、繊細かつ華やかなアニメーションで表現するのは、「メイドインアビス」「盾の勇者の成り上がり」「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」シリーズなどを手掛けてきたキネマシトラス。そして「いたずらぐまのグル~ミ~」(監督)、「ID:INVADED」(副監督)ほか、エッジの効いた視点を持ってアニメ作品のみならず音楽MVの制作など幅広いジャンルで活躍する久保田雄大が監督を務める。

義母たちから虐げられて育った少女・美世
義母たちから虐げられて育った少女・美世[c]2023 顎木あくみ・月岡月穂/KADOKAWA/「わたしの幸せな結婚」製作委員会

上映会の後にステージに立ったメンバーは、作品を観た感想をコメント。上田は「私は小説も漫画も通って、朗読劇なども挟んできたのですが、(テレビアニメは)映像の美しさ、演出のすばらしさ、音楽も伴って、より時代感が伝わる内容になっていて。説得力が加わって、没入感を持って観られるのがすばらしいなと思いました」と感想を述べた。

また、1話では美世が義母たちから虐げられている様子が詳しく描かれているが、これに対し、上田が「皆さんのお芝居の“ピリつき”みたいなものも感じました」と振り返り。すると、佐倉は「やってます」と“ピリつき”を放出していたことを認め、「緊張感というと良い言い方なんですが…。アフレコの現場では、コロナ禍でアクリル板があったということもあるのですが、美世ちゃんの声が繊細で聞こえないんです。そんななか私は(声を張り上げて嫌味な言い方で)『ちょっとぉ~!』って(笑)。良いのかなと思いながら、ストレスを発散させていただきました」と内情を明かし、会場から笑いを誘った。

斎森家の次女・香耶
斎森家の次女・香耶[c]2023 顎木あくみ・月岡月穂/KADOKAWA/「わたしの幸せな結婚」製作委員会


さらに、「(虐げられる役を)演じていて辛くなかったのか」との質問が飛ぶと、上田は「ずっと辛かったです」と、ぶっちゃけトーク。「休憩中ひと言もしゃべらなかったです」とも言いながら、上田は佐倉と声を合わせて「役作りだよね!?」と確認し合っていた。

最後に下野は「1話目からキャスト自身も感動するくらいのクオリティ。2話以降、もっとストーリーが複雑になってきますが、是非楽しみにしていてほしいです!」とアピール。西山は「どうにか美世を助けてあげたいという気持ちになりながらも、なかなかどうにもならないというところはありますが、幸次の優しさに共感してくださる方もたくさんいらっしゃるのでは。1話を観ると、さらにこの先が楽しみになりますし、今後は美世と清霞の二人の様子もゆっくりと温かく見守っていきたいなと思っています」とストーリーの展開に期待を寄せていた。

テレビアニメ「わたしの幸せな結婚」は7月5日(水)より地上波&各種配信サイトで放送開始
テレビアニメ「わたしの幸せな結婚」は7月5日(水)より地上波&各種配信サイトで放送開始[c]2023 顎木あくみ・月岡月穂/KADOKAWA/「わたしの幸せな結婚」製作委員会

取材・文/平井あゆみ

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